デジタルピヴォ! プラス

フウガドール内山コーチの「ゴレイロ指導講座」にお邪魔しました!(2014/5/16)

image講義は構え方から入った。内山コーチが推奨する重心の置き方は、べた足。「支える面積が広いほうが安定しているし、日本代表の川原や藤原もべた足です」。そしてこうも加えた。「フットサルに絶対はありません、前重心でかかとを上げたサッカースタイルのほうがプレーしやすい人はそうしてください」。

 

▼基本の確認と習得

フウガドールすみだのゴレイロコーチ内山慶太郎の「ゴレイロ指導講座」が5月11日、墨田体育館・多目的球技場で開催された。去年に続く2回目の今回も、フウガドールの正ゴレイロ大黒章太郎がアシスタントを務めたこともあって、キャンセル待ちが出るほどの人気。20人の参加者が熱心に指導に耳を傾け基本の習得に汗を流した。コーチのいない現実の前に、ゴレイロは孤独なポジションといわれる。それ故に基礎、基本もおろそかになりがちだ。大黒も「僕も、このチームに入るまで、コーチがいないプレー環境で基本を教えてもらえる機会がなかった」と体験談を披露した。そうした背景をベースに、内山コーチは今回の講座を「基本の確認と習得」と位置づけ、地味だが基本中の基本を徹底して説いた。講義と実技の3時間があっという間に過ぎた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

image講座は多目的球技場に20人を集めて開かれ、基礎を徹底して学んだ。参加した人に配慮しつつ講座と実技の一部を写真で紹介していこう。

 

image肩から上のボールをキャッチするときの注意点は「親指の位置がボールの真ん中にきていることが重要。手は間に合っているのに親指が下がっていると抜けてしまうケースが多い」。

 

image足で止める、クリアするときはインサイドを使おう。しかし、ポストぎりぎりに来たボールに対してインサイドはきつい。そのときは足の裏を出してやる。「スペインのゴレイロもそうしています、選択肢の1つにしてください」。

 

image止めるときにボールを上から押さえる人がいるという。「これだと、ボールとゴールとの間に壁をつくれていないために危険です。壁の形をまずつくって、そこにはめてやることが大事です」。

 

(残り 1851文字/全文: 2731文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ