府中・谷本俊介監督インタビュー・2「監督就任直後はボロボロにやられると思った」(2014/6/4)
監督初年度について、「結果が出てないから」と前置きしながらも「第1クールはリーグ最少失点だったので、やれるんじゃないか」という実感があったと語る谷本監督。
府中アスレティックFC谷本監督へのインタビューの2回目は就任1年目の昨シーズンを振り返ってもらった。監督自身が語るように就任直後の第1クールはリーグ最少失点という結果を生んだ。ちなみに失点数を少ない順にあげると次のとおりだった。1位・府中15、2位・名古屋、町田19、4位・大阪20、5位・大分22、6位・浦安25、7位・北海道、湘南、神戸28、10位・浜松33。
なお、インタビュー終盤から府中の中村GMが加わり、谷本監督抜擢の背景などを語ってもらった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
▼理想と現実のギャップ
Pivo! 2013/2014シーズン、監督初年度を振り返ってほしい。どんなことを感じた?
谷本 うーん、まぁ、ここまで話してきたことにつながるんですけど、現実と理想とのギャップっていうのが技術的な部分であるなっていう、ジレンマがあった年でした。でも、そうはいいながらも、それはほかのチームも一緒じゃないですか。そんなチームと一緒に戦いながら、その中で結果を出せなかった、悔しいシーズンだったって思いますね。
Pivo! オーシャンアリーナカップ準優勝を別にすればリーグでは確かに結果は出なかった。
谷本 それはもう、僕が1年目とか、それこそ府中が、その前のプレーオフ進出できたシーズンから選手が入れ替わったとか言い訳抜きにして、単純に、優勝を目指さなければならないというか、狙ってるチームでありながら、それに近い結果を出せなかったっていう部分で、全然ダメだったなっていうふうに感じます。
Pivo! Fリーグのトップチームで指揮を執るってことに対して戸惑いとかはなかった?
谷本 戸惑い…最初はありましたね。選手たちがちゃんと自分の指導についてきてくれるかとか、ほんとに結果が出るのかどうかっていう部分で、戸惑いはありましたけど、ただ、自分の中ではそれと同時に、自分の考えているフットサルに挑戦したいなっていう思いも強かったので、戸惑いと、挑戦へのワクワク感と両方でしたね。
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