デジタルピヴォ! プラス

[オーシャンカップ2014]湘南・冨田祐耶「ゴレイロの3人ともにチャンスがある」(2014/6/9)

オーシャンカップ2014 3位決定戦
シュライカー大阪 1-1(PK45) 湘南ベルマーレ
2014年5月25日(日) 13:00KICKOFF
小田原アリーナ 観客数:1,255人

1-0 9分49秒 大阪 10 ヴィニシウス
1-1 26分57秒 湘南 11 内村俊太

 

▼大阪相手に好セーブ連発

シュライカー大阪・木暮監督は「多くの強豪クラブでは、実力のあるゴレイロをチームに二人置いて状況に応じて使い分けるのが主流」と話したが、日本のフットサル界においてはこの考えはまだまだ主流とはいえない。多くのチームは1人のゴレイロを正ゴレイロとして、ほとんどの試合でフル出場させる。その中で第2、第3ゴレイロというのは1年を通しての出場機会はほとんどつかめないのが現実だ。湘南ベルマーレの冨田祐耶はまさにその存在だ。昨シーズン開幕当初は遠藤というベテランを支える存在として、ベンチから大きな声を出し、サポートしていた。シーズン途中からはクロモトが加入し、その立場はより厳しいものとなった。相根前監督は「冨田の成長も期待して」というコメントをクロモト加入の理由のひとつとしてあげていたことを記憶しているが、今シーズンその遠藤とクロモトの両選手が湘南から去り、冨田には大きなチャンスが訪れた。しかしファイルフォックス府中から三浦が加入し、今シーズン最初の試合でゴールを守ったのは三浦だった。迎えた3位決定戦、今大会初めて出場機会を得た冨田は、チームの完成度で上回る大阪相手に好セーブを連発。前後半の40分を1失点に抑えると、同点で迎えたPK戦で2つのシュートを止めてみせ、湘南の3位に貢献。地元小田原での開催でのカップ戦で2連敗で終わることは許されない状況を救ってみせた。

まとめ◆デジタルピヴォ!藤里

(残り 1209文字/全文: 1941文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ