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デジタルピヴォ! プラス

ヴォスクオーレ仙台・藤本豊「フィニッシュの精度を上げて活躍したい!」(2014/6/17)

image後半、仙台のカウンター。相手に囲まれながらドリブルで巧みにボールを運ぶ藤本。このあと右でフリーの藤巻にパスしマークをはがしたあとリターンを要求するが藤巻はシュートを選択。藤本の意図は実を結ばなかった。

 

Fリーグ オーシャンカップ2014 1回戦
ヴォスクオーレ仙台 2-3 ミキハウスフットサルクラブ
2014年5月22日(木) 小田原アリーナ 9:30Kickoff

 

▼スクールコーチをしながらプレーに専念

心臓の鼓動が伝わってくるようだった。ヴォスクオーレ仙台の8番・藤本豊、22歳。160cm、58kgという小柄なスピードスターだ。試合後にクラブを通して囲み取材を依頼し、広報の女性に「取材に慣れていないので、お手柔らかにお願いします」といわれてインタビューを開始したが、確かに彼の緊張が手にとるようだ。昨シーズンまで関東リーグ1部のファイルフォックス府中でプレーしていた藤本は、関東の会場にスカウティングに訪れたリカルド比嘉監督に持ち前のドリブル能力を買われて入団を決意。リーグ準優勝の資格で出場した第14回地域チャンピオンズリーグの決勝でフウガすみだと「フットサル人生でもっとも悔しかった試合」を経験したあと、この大会の前に仙台に移住したばかり。クラブが運営するスクールコーチなどの仕事をしながらプレーに専念。まさにFリーガーとしての第一歩を踏み出したばかりだ。

人にはそれぞれ人生がある。藤本をスカウトした比嘉監督も監督としてFの舞台に立てるかどうかクラブの方針が明確ではなかったのか、苦悩の中で日々を過ごしていたようだ。3月のPUMA CUPを1次ラウンド敗退で終えると故郷のブラジルに里帰り。なんと2か月に及ぶロングバカンスを過ごして再び姿を現したときにはクラブの関係者が誰しも唖然とするほどの“激太り”状態だった。監督の長いバカンスのおかげで、万全の準備が求められる新規参入チームにもかかわらず始動は5月の連休明けとFリーグチームで最も遅かった。始動が遅れたことに話題を振ると藤本は、「確かに始動がちょっと遅くなってんですけど、でも、その中で言い訳をせずにこのピッチに立って全力を出すっていうのがみんなの決めたことだったんで」ときっぱりといった。自分にFリーガーとしての道を切り開いてくれた監督への精一杯の擁護だったのかもしれない。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

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