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[Fリーグ第2節]シュライカー大阪・松宮充義「4人の脳みそが1つになるパス回しを」(2014/6/29)

imageフウガドールすみだとの初戦で決勝弾を放った松宮。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第2節
フウガドールすみだ 1-2 シュライカー大阪
2014年6月27日(金)19:30Kickoff 観客数:1,339人

[得点経過]
0-1 8分31秒 大阪 7 江口孝一
1-1 33分01秒 すみだ 9 田村佳翔
1-2 37分16秒 大阪 30 松宮充義

 

▼チームのキーマン

木暮賢一郎が監督に就任したことで、一気に注目度が増したシュライカー大阪。どのチームよりも早く今シーズンを始動させ、オーシャンカップでも可能性を感じさせるフットサルを見せていた。「日本人に適合するフットサルを目指す」(木暮監督)というそのスタイルは、プレス回避で相手をいなし、ポゼッションを高めてパス回しで相手を翻ろうする、かつて大阪が得意としたものに近い。注目が集まったフウガドールすみだとの初戦でも、相手のハイプレスを回避し、スピーディーなフットサルを展開していた。そして1-1で迎えた37分、決勝弾はパワープレーから生まれた。「自分のフットサルの哲学の中でパワープレーは重要な戦術の1つ。セットプレーと同様、練習すれば一人多い状況でプレーできる。外から見ればリスクかもしれないが、よりアグレッシブに、自分たちのペースにするうえでも非常に大きな武器。迷わず決断した」(同)。“パスワークの大阪”以前の代名詞は“パワープレーの大阪”であり、かつて名古屋を苦しめ、カップ戦で連覇を達成した時代に猛威を振るった歴史もある。原点回帰というよりも、以前よりもグレードアップを目論んでいる。このチームにキーマンは多いが、その1人が松宮充義。決勝弾を放った男である。2年前まで日本代表で重宝されたプレーヤーが、以前にも増して、決意新たに今シーズンに臨んでいるようだった。試合後に話を聞いた。

まとめ◆本田好伸

(残り 2335文字/全文: 3117文字)

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