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[Fリーグ第2節]フウガドールすみだ・諸江剣語「練習試合で逆足を傷めた、復帰は7月半ばになる」(2014/7/3)

imageベンチ入りしたものの一度もピッチに立つことなく試合終了を迎えた諸江(写真左から3人目)。右ヒザ部分にはしっかりとテーピングがされていた。

 

▼念願のFリーグデビューかなわず

フウガドール1stセット鉄板のフィクソ、諸江剣語がまたも負傷していることが判明した。代々木セントラル初日の大阪戦で人数合わせのためにベンチ入りしたものの1秒たりともピッチに立つことはなく会場をあとにした。ケガをしたのはオーシャンカップ終了後の6月第1週、カフリンガ東久留米(関東リーグ1部)との練習試合でのことだという。また、と書いたのは皆さんご存知のとおり、諸江は今年の2月21日、地域チャンピオンズリーグ初日第1試合、名古屋オーシャンズ サテライト戦で、あろうことかチームメートの太見と激突し、左足内側じん帯断裂という重傷を負った。それから3か月間、懸命のリハビリの日々を送り、5月22日からのFリーグ公式戦、オーシャンカップの2試合に先発出場するまでに回復。まだまだ本調子ではないものの元気な姿をファンの前に見せた。明けて6月。27日のFリーグ開幕に向けて、チームとして、個人として、もう一段レベルアップするために懸命の調整を続ける中、諸江は練習試合で、今度は逆の右足の内側じん帯を傷めてしまう。本人によると左足に比べてケガの程度は軽く、7月半ばには復帰の見込みだという。となると、19日の第5節、ホームでの大分戦が復帰、いや、諸江のFリーグデビュー戦となるのか。多くのサポーターの熱い声援を受けて諸江は感動の瞬間を迎えるに違いない。話を再び代々木セントラルに戻す。初日の大阪戦終了後のこと。インタビューエリアでほかの選手の取材に終われているときだ、プレスの目を避けるようにして出口へ急ぐ諸江が通りかかった。彼にとって不幸なことに、ここが体育館を出るための唯一の動線であり、そこで山下というしつこいヤツに見つかって呼び止められた。僕は“今日は勘弁してください”オーラを前身から発している彼を呼び止め、強引に話を進めた。諸江は言葉少なに応じた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

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