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小松竜一のフットサル戦術講座 vol.12 3:1システムに対する守備(4)ピヴォ・アラに対して(2014/7/14)

image図1。

ピヴォとアラの2人の関係で攻める形、ピヴォ・アラの攻撃に対する守備は、マークの受け渡しに混乱が起きやすく、チームとしてしっかりと約束事を持たないと守備側はうまく守ることができない。

まずは失敗しがちなシーン、注意点から考えてみる。

 

image図2。赤2が斜めに抜けて赤1が降りてこないと青1対赤1、赤2という数的不利の状況に。

 

ゾーンで守る場合、図1の基本の形から、赤2が斜めに抜けて、できたスペースに赤1が降りてこない場合、青2は自分がマークするはずの赤1が背後にいることになる。ここで青2は赤3から赤1へのパスコースを切るが、青2の背後で青1対赤1、赤2という1対2で守備側の数的不利の状況になってしまう(図2)。

 

image図3。赤3からのパスを赤1がダイレクトで赤2に落とした場合、逆アラの青4の絞りは間に合わない。

 

(残り 2062文字/全文: 2437文字)

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