デジタルピヴォ! プラス

デフフットサル日本代表・船越弘幸「デフサッカー代表合宿に参加してきました」(2014/7/26)

image最終合宿参加メンバー。

 

image選手とコーチ同士でコミュニケーション図る。

 

▼15年前の最初の代表合宿会場

7月19、20、21日の3連休は北海道の野幌にてデフサッカー日本代表合宿でした。
デフフットサルのアジア予選は来月末に対し、デフサッカーのアジア予選は11月とまだ準備期間はあるけど・・・9月は沖縄で全国大会、10月は北海道で全日本選抜大会とデフサッカー日本代表に選ばれてる選手にしたら相当の出費がかさむということで、今回が最終合宿となり、そのままイラン遠征に向かうことになります。

image劣悪なピッチコンディション。

 

合宿会場となったこの野幌総合運動公園、実は自身がデフサッカー日本代表に初めて選出された15年前の最初の代表合宿会場であり、感慨深いものがありました。
当時はピッチコンディションよかったんですが、今回はサッカーをやるようなピッチコンディションではありませんでした。
芝生がところどころ、はげてるうえに地面は硬くてボコボコで、ボールも地面を滑らずにイレギュラーするし、なかなかうまくパス回せないうえに走ると足首や下半身にかなりの負担強いられるといったものに。
でも、イランのピッチコンディションはどんなものか未知数であり、もしかしたら今回のようなケースの可能性もありうるので、予習としてこの劣悪なピッチコンディションでやれたのはよかったと前向きにとらえています。

自身、来月のデフフットサルのアジア予選があるので、そこから逆算して練習強度、トレーニング強度を高くして追い込んでる時期であり、みんなのように今回の合宿に照準合わせて調整してきたわけではないのでモチベーション的にもコンディション的にもしんどい状態、すなわち疲労ピークで何もしないでゆっくり体休ませたいといったタイミングでの参加で・・・全く動けずにいいところありませんでした。
逆に迷惑かけたかも知れないです。
サッカーとフットサル両方の日本代表を掛け持ちし、開催日は違えどそれぞれ同年に大会を控えてる中でのコンディション調整の難しさというものは想定内でしたが、こんなに大きく影響するとは思ってもいませんでした。
年齢が年齢なだけにリカバリー能力も若いときより低くなってくるものなので、いかに短い時間でリカバリーし、連日のハードワークに臨めるかというのが重要になってくるし、プレーの質を高めることだけじゃなく、自身周りのメンバーとは違った環境なだけにモチベーションやコンディション面でいろいろ考えさせられた合宿でした。

(残り 2548文字/全文: 3596文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ