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[Fリーグ第6節]フウガドールすみだ・諸江剣語「健太くんがあそこでガッて来たように、Fには頭のいい選手がいっぱいいる」(2014/8/2)

image相手ゴールへ向かってボールを運ぶ諸江。両ヒザにはテーピングがされていた。今後のチームの向上策として「OKラインを上げすぎずにやっていくこと」といった。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第6節
フウガドールすみだ 1-4 ペスカドーラ町田
2014年7月26日(土)14:00Kickoff 墨田区総合体育館 観客数:967人

[得点経過]
0-1 09秒 ペスカドーラ町田 16 篠崎隆樹
0-2 21分52秒 ペスカドーラ町田 11 永島俊
1-2 32分46秒 フウガドールすみだ 8 太見寿人
1-3 38分36秒 ペスカドーラ町田 10 狩野新
1-4 39分01秒 ペスカドーラ町田 16 篠崎隆樹

 

▼キックオフ後9秒で失点

普通キックオフは、相手の出方次第で、一度下げてサイドから組み立て直すことが多い気がする。ところがこの日のフウガドールすみだはフィクソの諸江が右の高い位置に開き、いきなりパラレラを狙っている。オーソドックスな戦術だが、この形をキックオフと同時にやることで、右サイドを崩しシュートパス、それをファーから詰めてシュート。フウガらしい速いパスワークから先制ゴールをイメージした先制攻撃だったに違いない。決まればチームを優位に立たせることができる。しかし、諸江がパスを受けたところを、諸江のバルドラール浦安時代のチームメート、藤井健太に狙われボール奪取されると篠崎にゴール正面から決められた。キックオフからわずか9秒後のことだった。勝利のための策が裏目に出た。敗れた試合がすべてそうだったように、この日も1点を追いかける苦しい展開となったばかりか、終わってみればホーム2連敗。この苦境をどう切り抜けるのか。諸江には経験則をベースにした切り替えのための昨があった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▼藤井がプレスからボール奪取

Pivo! キックオフ直後の失点シーン。あれは選手の間で決めてたことを実行して、結果的にそれが失敗して失点につながったということか。

諸江 そうですね。ま、もともと、たまに試合でやってたサインプレーがあって、それを試合の4人(1stセットの金川、杉尾、宮崎、諸江)で話してやろうと思ってたんですけど。ま、よくよく考えると、練習でやってないことをいきなりぶっつけ本番でやって、リスクを考えてなかったなっていうのが正直なところだし。監督にも話すべきだったし、こういうのやろうと思ってるんだって。っていうところで、うーん…まぁ…やっちゃいけないミスだったのかなって思ってますけどね。

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