[山下コラム]デフフットサル日本代表の練習試合を見て思ったこと。(2014/8/20)
試合前に船越監督代理の指示を確認するデフフットサル日本代表のメンバー。
デフフットサル日本代表の元監督で現在も中心選手としてプレーしている船越弘幸とは、彼がバリバリの関西リーガーだったころからの知り合いだ。その船越と昨年久々に再会して以来、折に触れて当サイトでデフフットサル日本代表の記事を書いてもらっている。もともとフットサルの戦術と実践にたけているうえに、文章に関しても大変な勉強家で、実に的を射たレポートをものしてくれることから僕にとって願ってもない存在だ。
その彼が所属するデフフットサル日本代表は今月27日、アジア選手権の開催国イランに向けて出発するが、そこに向けた最終合宿を神戸で行う予定だった。3月に行われて以来、5か月ぶりの合宿だという。ところが、台風11号の影響で直前に中止となってしまい、練習不足を感じている選手たちは急遽、台風被害のない関東で自主合宿を行った。9日と10日の1回目に続いて2回目の初日が16日にMFP千住のインドアコートで行われ、夜8時半からの埼玉県リーグ2部チームとの練習試合を見る機会を得た。それにしても台風による合宿中止はやむを得ないとしても、それに替わる合宿が用意されるわけではないために選手が自主的に合宿を開くしかないこの現実。
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