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[Fリーグ第18節]府中アスレティックスFC・谷本俊介監督「王者名古屋に勝って、ここで戦う責任を果たすことができた」(2014/11/3)

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抑えようとしても笑顔がこぼれてしまう、そんな風情の谷本監督。この勝利を無駄にしないためにも次の勝利が大事と気を引き締めた。

 

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第18節
府中アスレティックFC 5-2 名古屋オーシャンズ
府中市立総合体育館 2014年11月1日(土) 観客数:1,455人

[得点経過]
1-0 7分01秒 府中 10 山田 ラファエル ユウゴ
1-1 18分25秒 名古屋 10 シンビーニャ
2-1 21分35秒 府中 8 上福元俊哉
2-2 34分15秒 名古屋 ラファエル サカイ
3-2 35分43秒 府中 オウンゴール
4-2 36分33秒 府中 21 柴田祐輔
5-2 39分35秒 府中 1 田中俊則

 

image激戦の口火を切った山田 ファエル ユウゴの先制ゴール。相手のパスを奪って抜け出し詰めてくるゴレイロ篠田の頭上をかわず浮き球のシュート。ケガ明け早々に大仕事をやってのけた。

 

▼強敵相手に発揮した対応力

相手がどこであれ、主導権を握って戦い、結果につなげたら理想だろう。しかし、そうは問屋が卸さない。相手は王者名古屋だし、こっちはエース皆本が累積で欠場しているし、攻守の要の山田ラファエルもケガ明けで本調子とはいえない。そんな中で思いどおりにいかなかった場合にどうするか。実戦では、そのときの監督の対応力こそが問われる。理想を捨て、二の矢を放ち、それも駄目となったら最後は、イチかバチかの三の矢を放った谷本監督と、そのコーチングを迷うことなく体現した選手たちのハードワークが大金星をもたらした。名古屋を首位から引きずり降ろし上位を混乱させたとはいえ、まだ7位。だが、プレーオフ進出圏内を目指す今後の戦いに大きな自信となったことは間違いないだろう。(山下)

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