Fリーグ・府中アスレ監督 谷本俊介の勇猛精進(6)「ラストスパートの準備」(2015/1/6)
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年末年始の束の間の休息も、あっという間に終えてしまいましたね。
いつもどおりの日常に戻り、休みボケを取るのも一苦労。
しかし、そう悠長なことを言ってる場合ではなく、早くも今週からリーグ戦再開です。
プレーオフ進出を目指し、最後の7試合でしっかりと結果を残さねばなりません。
チームの順位は現在、7位。
目標の5位以上に入るためには、勝ち点を考えると、ここから連勝が必要となり、連敗は許されません。
ではこのリーグ戦終盤に来て、結果を残すためには具体的に何をしていくべきか?
監督として考えていることは下記の2つとなります。
(1)最も大きな課題を改善すること
(2)戦力を保つこと
(1)について説明しますと、シーズンの頭やリーグ戦序盤であればて様々な課題に取り組むことができる“時間”がたっぷりあります。
しかし、シーズン終盤になると残りの短い期間で目の前の試合でしっかりと結果を残していかなければならないとなると、多くのことはできません。
ですので、課題の中で優先順位をつけて、試合の勝敗に影響している重要な課題は何かを分析し、そこを改善していくことが大事だと私は考えます。
では、府中にとって重要な課題とは何か?
26試合を戦って、ここまでの数字の上での成績を見てみましょう。
10勝7敗9分で得点は96、失点は78。
1試合平均の得点は3.69でリーグで2位。
1試合平均の失点は3.0でリーグで8位。
さらに、この数字を過去の成績と比べてみると
【2013シーズン】
順位 7位
36試合 102得点 89失点
平均2.83得点
平均2.47失点
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