デフフットサル日本代表・船越弘幸「11月のデフフットサルワールドカップに向けてさらなる強化スタート」(2015/1/10)
デフフットサル委員会
http://deaffutsal.grupo.jp
10月にデフリンピックアジア予選も
新年明けましておめでとうございます。
旧年はデフサッカー、デフフットサルのレポートご愛読ありがとうございました。
引き続き、今年もよろしくお願いします。
今年は11月にタイにてデフフットサルワールドカップが開催されます。
去年のアジア予選で準優勝とげた男子、女子が共に出場するため今年は去年以上のレベルアップに余念がありません。
去る年末の12月27日~29日、男子日本代表が兵庫県のアスコフットサルパーク摩耶にてイランでのアジア予選終えて初めての合宿が開催されました。
年末で実家帰省や仕事のため全員集まれなかったけど、今回はAチーム(アジア予選参加メンバー)とBチーム合同での合宿でした。
さきほど、11月はワールドカップが開催されると述べましたが・・・実はもうひとつ、10月には台湾でアジア大会が開催されます。
それは2017年デフリンピック(デフのオリンピック)出場権かけたアジア予選です。
しかし、フットサルはオリンピックと同じくデフリンピック公式種目に入ってないため、アジア大会優勝してもデフリンピック出場に反映されません。
なのでアジア各国はデフリンピック出場権のあるサッカー競技のほうに力入れて参戦するので、ベスト編成で臨んでくるとはいい難いです。
ちなみに自分は、「フットサル競技」ではなく「サッカー競技」としてアジア大会に参加し、デフリンピックを目指すことになります。
でも、そのアジア大会の1か月後にはデフフットサルワールドカップを控えてるだけに、サッカースタイルからフットサルスタイルにきっちり頭と体を切り替えて臨めるか?という不安もあります。
実際イランでのフットサルアジア予選で準優勝したあと、2か月後の11月には同じくイランでサッカーのアジア予選があったんですが・・・フットサルスタイルが抜け切れてなくてしんどい部分が多々ありましたが、試合を重ねていくにつれてサッカー感覚を取り戻していった感じです。
国内ではフットサルだけでサッカーごまかせても、国際レベルとなるとごまかしがきくほど甘くはありません。
そういった経緯があるので、サッカーのアジア予選はデフリンピックに出場するためにも重要な大会だけど、自分の中ではデフフットサルワールドカップが一番重要な位置づけで捉えているので、アジア大会は「フットサル競技」として出場して、フットサルとしての国際経験値やコンディションを上げていきながらそのままワールドカップに臨んだ方がベストかな?とも思ったりします。
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