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[Fリーグ第25節]名古屋オ-シャンズ・セルジーニョ「ドリブルからのアシストが自分の持ち味だ」(2015/1/14)

image自らゴールを決めるよりもアシストでチームに貢献するのが自分の持ち味と語る名古屋の11番、セルジーニョ。ブラジル代表経験を持つ攻撃的なアラとは、これほど切れ味鋭いプレーをするものなのか。写真は横浜セントラル2日目(26節)の湘南戦でチーム3点目を決めた直後のシーン。

 

ジャックナイフのような切れ味

“ジャックナイフのようだ”。それが、名古屋オーシャンズが今季途中に獲得したブラジル人助っ人、セルジーニョをこの目で初めてみたときの印象だ。フットサルブラジルA代表の経験を持つ25歳は、21節のホームの府中戦でFリーグデビューを果たすと、いきなりチーム最多の9本のシュートを放ち、6分に来日初ゴールを決めている。22節は欠場し、23節は出場するもゴール無し。そして24節の大分戦に2ゴール。横浜セントラルのこの日の25節も7本のシュートを撃つものの無得点。それでも切れ味鋭いプレーでチームのすべてのゴールをアシスト。文字どおり勝利に貢献し、見る者をとりこにした。この25節で初めて対戦したペスカドーラ町田の大地は、当サイトの記者の「他チームでやりにくい選手は?」との問いに「新しく名古屋に入った左利きのセルジーニョ選手」と答えている。大地のように最終ラインでカバーリングに汗をかく選手にとって、これほど手を焼く選手はいないということだろう。そのセルジーニョに3-2と辛勝した町田戦後、話を聞いた。謙虚な中にも言葉の端々に自信が満ちあふれていた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

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