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[Fリーグ第29節総括]自軍の徹底した戦力分析と小変更(2015/1/28)

image北海道の小野寺監督。話し合いの中から選手のよさを引き出した。

 

1位 名古屋 69
2位 浦安 60
3位 大分 59
4位 大阪 49
5位 北海道 48
6位 府中 46
7位 町田 42
8位 すみだ 39
9位 神戸 29
10位 湘南 17
11位 仙台 15
12位 浜松 11

上記が29節終了時の順位と勝ち点だ。前節から順位は変わっていないが、勝ち点の浮き沈みは結構ある。中でも府中の躍進はすごい。直近の3戦で全勝し5位北海道と勝ち点で「2」差、4位大阪と「3」差と肉薄している。谷本監督2年目の今季、開幕6連敗とつまずいたときには正直、今年はないかなと思ったが、その後はチームがひとつになりホームで王者名古屋を破るなど大健闘。7節以降の勝率を精査していないが、ベスト3に負けず劣らずの数字をあげているに違いない。その府中の終盤の躍進を支えているのが、主力選手のプレー時間を伸ばすことでチームのストロングポイントを前面に押し出す同監督の戦術の浸透だ。27節の仙台とのホームゲームでこの戦術を披露し6-0と完勝したときには同監督の任命権者でである同チームの中村GMが「あいつはすごい」と舌を巻いたほどだ。最終盤にチームを勝利に導く監督の手腕について触れよう。

(残り 2006文字/全文: 2510文字)

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