[Fリーグ第32節]エスポラーダ北海道・小野寺隆彦監督「この勝ち点1を自分たちで価値あるものにしなければならない」(2015/2/13)
試合中、選手に指示を出し激励するエスポラーダ北海道・小野寺監督。
Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第32節
エスポラーダ北海道 3-3 名古屋オーシャンズ
2015年2月8日(日) 北海きたえーる 観客数:2,819人
[得点経過]
1-0 15分33秒 北海道 17水上玄太
1-1 27分05秒 名古屋 12前鈍内 マティアス エルナン
2-1 27分19秒 北海道 2高山剛寛
3-1 37分30秒 北海道 2高山剛寛
3-2 39分05秒 名古屋 13渡邉知晃
3-3 39分55秒 名古屋 13渡邉知晃
残り5秒で金星を逃した北海道。王者の意地の前にドローで終わる
今季2番目となる2,819人の観客をホームアリーナ・北海きたえーるに集めた北海道。前節でチーム史上初のプレーオフ進出を決めた北海道が、チャンピオンチーム名古屋に対しどのように挑むのか注目が集まった。わずか2試合前の名古屋セントラルでは勝利しているだけに、今度はホームで名古屋に勝利する姿を…と期待したファンも大勢集まったはずだ。しかし結果は、北海道が名古屋を最後まで苦しめたものの、終了5秒前の失点でドロー。名古屋・渡邉のシュートが神の足に当たってコースが変わり、関口が反応できなかったという、北海道にとっては不運な3失点目だった。一時は3-1とリードを広げ勝利への期待が広がった分、選手同様、サポーターも終了後にがっくりと肩を落としていた。内容は決して悲観するものではなかったが、シュート数を見ると名古屋が21本(しかも森岡抜き!)に対し、北海道は8本。まだまだ攻撃力に差があるといわざるを得ない。フィジカルトレーニングの効果も表れ、守備が改善した北海道だが、プレーオフへ向け大きな課題が見つかった。
ゲーム中の写真と共に、試合後の監督記者会見のまとめをお送りする。
まとめ◆デジタルピヴォ!北海道特派員T
前半15分、ゴール前の混戦から室田祐希がヒールで後ろへそらしたボールを水上が決め北海道が先制。
同点とされた直後に高山のゴールですぐに勝ち越した北海道は、名古屋がパワープレーに出た後半17分に再び高山のパワープレー返しで3-1と突き放す。
パワープレーから残り1分のうちに渡邉の2得点で名古屋がかろうじてドローに持ち込む。スイッチが入ったときの名古屋の攻撃は、やはりすさまじい迫力であった。
試合後、北海道サポーターに向けてプレーオフ進出報告のセレモニーが行われた。
■ 記者会見
あくまでプレーオフまでのコンディション調整であるとでもいうかのように、試合中とは打って変わって冷静な表情で記者会見に臨むガルシア監督。
(試合を振り返って)
諦めない気持ちを表現できた
名古屋オーシャンズ・ビクトル アコスタ ガルシア監督 まず選手をたたえたい。お疲れ様と伝えたいです。正直、流れがつくれないゲームの中で我慢強く最後に同点まで持ち込んだというのは、あきらめない気持ちというのをわたしたちが表現できたのだと思いますので、プラスになった試合だと思います。内容をしっかり見返して選手たちに話していきたいと思いますが、最後まであきらめずに点を獲りにいく姿勢というのは非常によかったと思います。非常にエキサイティングなゲームで観に来た方は満足できたのではないかなと思いますし、フットサルを盛り上げるために必要な選手の気持ちや、熱い戦いをできたのではないかと思います。プレーオフに進出している2チームなので、決勝でも合う可能性があります。手ごわい相手だと思いますし、また新たに北海道と戦えれば熱いゲームをできると思います。観客の方が満足できるゲームというのを両チームとも取り組んでいくのではと思います。
(一問一答)
Q 森岡選手が欠場だったが、チームとして今日の出来栄えは?
ガルシア監督 まず森岡に関しては今週の練習で軽いねんざをしてしまい、プレーオフには影響ありませんが今日の試合は治療にあて、プレーオフをいい状態で迎えられるようにとチームスタッフで考えました。
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