[関東リーグ1部入れ替え戦]柏トーア’82・奈須隆康監督「リーグで苦労した分、この勝利でチームが成長できた」(2015/2/25)
大願成就し、だるまに目を入れた奈須監督。厳しい舞台で最高の戦いができた。
第17回関東リーグ1部入れ替え戦
柏トーア’82 6-4 デルミリオーレ クラウド群馬
2015年2月22日(日) 小瀬スポーツ公園体育館
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
関東リーグ1部8位の結果でこの場に臨んだ柏トーア’82。この勝利でまた一歩、チームは成長した。
柏に戦いを挑むのは関東リーグ2部準優勝のデルミリオーレ クラウド 群馬。悲願の1部昇格を目指したが果たせなかった。
クラウドの選手兼任監督、岡田 サントス ジオゴが前半3点ビハインドの場面でタイムアウトを取り指示を出す。
柏の6番西形が先制ゴールを決めた。左から持ち込んだ大森のパスを押し込んだ。
柏が3点リードしワンサイドゲームかと思われた16分、1点返し、ほえるクラウドの須崎。中央をドリブル突破したチアゴ、船山とつないだパスを決めた。
試合は6-4で柏が勝利。歓喜する柏の選手たちの中で高村の表情がこの試合の厳しさを物語っている。引き続き奈須監督インタビューの続編で熱戦の模様をお伝えします。
心に余裕を持って戦えた
Pivo! 残留、おめでとうございます。
奈須 ありがとうございます。
Pivo! 今の率直な気持ちを。
奈須 素直にうれしいですね。
Pivo! 関東でもなかなか見られない、すごい戦いだった。日系ブラジル人の多いチーム相手に難しい試合だったと思うが、見ている限り、柏には終止クールなところを感じた。熱く、冷静に戦った印象をすごく受けた。
奈須 今日のゲームに入るにあたって、自分で今シーズンをずっと振り返った中で、自分たちがやるべきことを信じて一生懸命トレーニングして入ったときに、たとえ負けゲームでも納得いく内容がついてきていた。なので、それを選手に試合前に話をして、そこを選手も信じてくれたので、戦いの中でもひとつ心に余裕があったのかなと思います。
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