[PUMA CUP 2015]徳島ラパス・前田喜史コーチ「僕らは名もないチーム、1試合1試合、1分1秒、一生懸命戦っていく」(2015/3/7)
四国地域代表として初のPUMA CUP出場を果たした徳島ラパス。初戦で北信越地域代表のトロブラボ富山を破って記念すべき初勝利を挙げた。
PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会 1次ラウンド グループA
徳島ラパス(四国地域代表/徳島県) 5-2 トロブラボ富山(北信越地域代表/富山県)
2014年3月6日(金) 静岡/エコパアリーナ 観客数:150人
[得点経過]
1-0 8分 徳島 30 磯貝慎太
2-0 8分 徳島 15 出口明
3-0 9分 徳島 8 武田侑也
3-1 17分 富山 6 松田匠
3-2 17分 富山 14 王畑博臣
4-2 18分 徳島 8 武田侑也
5-2 40分 徳島 17 尾上勇也
トロブラボ戦の後半開始前に信頼する選手のひとり、武田にディフェンスの指示をする前田コーチ。肩書きはコーチだが実質は100%、監督役を務めている。
“よしくん”こと前田喜史と僕が初遭遇したのは2000年、カスカヴェウを中心とするそうそうたるメンバーによるブラジル遠征が行われた年だった。以来、前田は所属チームで全日本選手権、関東リーグを制覇。2007年創設のFリーグでも7年間プレーした。1年前に、PUMA CUP 2014を最後に現役引退するまで文字どおり、日本フットサルの中心に居続けた選手だ。その前田が縁あって徳島ラパス(四国リーグ)のコーチに就任。いきなり、2012年創設の若いチームをPUMA CUP 2015初出場へと導いた。彼の指導ぶりが見たくて1次ラウンドを戦うエコパアリーナ(静岡)へ足を運んでみると、時に厳しい言葉を使いながら、チーム強化に奮闘しているのだった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
フィールドはわずか6人での戦い
Q コーチに就任して初の全日本の第1戦で勝利。いいスタートが切れた。
前田 そうですね。ま、でも、内容には全く満足してないですね。まだまだ点獲れたし、余分な失点も多かったですから。もうちょっと、しっかりやってきたつもりだし、選手たちもできると思うので、期待してたんですけどね。
Q 不満な点はどの辺?
前田 練習でやってきたパス回しができなかったです。最初はよかったんですけど、疲れて頭が回らなくなったときにすぐボールを失ったりしたので。
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