関東リーグU-23オールスター♯1GK・澤野亮太「シュートに対する反応は自分、特徴なんで」(2015/4/13)
近くに徳獄(ファイルフォックス府中)や農塚(バルドラール浦安セグンド)がいることもあって身長171cmの澤野(後列右から3人目)は特別小さく見える。しかし反応は半端じゃない。
“ニッポンの壁”川原永光の若いころにそっくり! そんな印象を抱かせるゴレイロが出現した。「関東リーグオールスター2014」のU-23オールスターで先発した澤野亮太(さわの・りょうた)。同リーグ2部・アルティスタ埼玉に所属する20歳の若者だ。試合前は、こういう催し物ならではの奈須監督の思い切った起用だと勝手に解釈していた。ところが試合が始まってみると、シュートへの反応の鋭さは若いころの川原をほうふつさせるに十分。相手のレジェンドオールスターのシュートをすべて止め、2-0の勝利に貢献したのだ。Fリーグを見ていても、ロングスローやロングキックで会場を沸かせるのはいいが、“おい、そこは止めろよ!”といいたくなるシーンが少なくない。そこを澤野はベテラン相手の試合でやりきったのだ。昨季からゴレイロ出身の広島監督がアルティスタを見るようになったのも澤野にとって大きな幸運だろう。帝京高校のサッカー部出身で、今は柔道整復師を目指して帝京化学大学で医療系を専攻しているという若者に自信のほどを聞いた。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
2点目もU-23。澤野の好セーブがチームに勇気を与えたようだ。
ファーに蹴られても足で止める
Pivo! いや、鮮やかなプレーぶりでびっくりした。
澤野 ありがとうございます。
Pivo! 自分としては出来はどうだったか。
澤野 シュートに対する反応は自分、特徴なんで。それを生かせてよかったです。
Pivo! 前半キミが守っていたゴールの近くにいたボールパーソンがキミのチームメートで、キミを褒めちぎってた(笑)。
澤野 ほんとですか。
Pivo! 彼がいうには“澤野は反応がいいし、特にファー詰めに対して、ニアをケアしながらファーに撃たれても足で止める能力もある”といっていたが。
澤野 練習で努力してます。フットサル始めて1年たってないんで。本当はサッカーで海外留学する予定で、自分がいつも練習している所沢フットサルパークでお世話になってました。そこでアルティスタ埼玉の練習に遭遇して、声かけてもらって、そこからフットサル始めました。それまではいろんなチームに参加したりしてサッカーで個人的な活動をしてました。
(残り 1136文字/全文: 2179文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ