関東リーグ1部オールスター・田中雅也「選手に選んでもらってここに立てたことは、うれしい」(2015/4/14)
今回の関東リーグオールスターにFCmmから3人が選ばれた。そのうち、キャプテン平翔伍と須崎公太は関東U-23オールスターに。そして、この2人と同じ22歳だが早生まれの田中雅也はトップの関東1部オールスターに選ばれた。その背景には、昨季最終節の活躍が大きく貢献していたに違いない。1部残留をかけた柏トーア’82との大一番。田中は開始2分で平の右からのシュートパスにファー詰めで先制ゴールを決める。そして17分に今度はカウンターの起点となった田中が自ら運んでシュート。GKがセーブしたこぼれを須崎が決めた。その後、FCmmは柏に3連続ゴールを許し逆転される。だが残り5分、この試合の勝敗を分ける同点ゴールを須崎が決めるが、このゴールをアシストしたのが田中だった。右コーナーキックのリスタートから田中は得意のフェイントでディフェンスを交わすと、ゴレイロを引きつけておいてファーへパス。須崎がフリーで決めたのだ。この後、引き分けでは入れ替え戦行きが決まる柏が当然のようにパワープレーに出るが、mmが吉原亮のパワープレー返しで逆転、残留を決めた…。今振り返ってもあの試合の中心に常に田中がいた。取材メモに「34、すごい!」とあった。もっといえば、柏は田中ひとりに入れ替え戦へと突き落とされたと思っている。それほど衝撃的なプレーだった。長い前振りになったが、2015シーズン、関東で最大の目玉は田中雅也。それをいいたくてこのレポートを書きました。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
昨季リーグ最終節でチームの残留に貢献。鮮やかなフェイントから敵をかわす田中。判断の速さはピカイチだ。
柏戦で貴重な同点ゴールをアシストした田中(34番)。決めたのは矢崎(17番)、その左が平(13番)。若い3人が4点中3点を決めた。
借りてきた猫
Pivo! 今日の自分のプレーはどうだった?
田中 今日のプレーですか? いや、でも、楽しくできたんで。
Pivo! 借りてきた猫みたいだったけど。
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