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[DUELO Pivo! Jr. Champion’s Cup 2015]FFC東川口予選はFC canoが完全優勝! 準優勝はFC桜丘!!(2015/7/22)

1_FC cano優勝して景品のDUELOプラクティスシャツを贈られたFC cano。全6試合で失点がわずか2と完勝だった。決勝大会でも旋風を巻き起こすに違いない。

 

大会名:『DUELO Pivo! Jr. Champion’s Cup 2015』施設予選第3戦
会場:エフネットフットサルクラブ東川口(埼玉県) http://www.futsalclub.com/h-kawaguchi/
開催日:2015年7月20日(月・祝)9:00~ 参加:10チーム
◎特別協賛:フットボールブランドDUELO(株式会社ジェイロック) http://www.duelo.jp/
◎主催:デジタルピヴォ! http://pivo.co.jp/

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▪️大会結果
A_予選リーグ
B_決勝トーナメント

 

▪️参加チーム(2~4位)

2_FC桜丘準優勝のFC桜丘。決勝は予選であたったFC canoとの再戦となった。

 

3_第3位入賞、若葉ウイングスFC第3位、若葉ウイングスFC。

 

4_紋蔵庵アンダー11第4位、紋蔵庵アンダー11。

 

▪️参加チーム(撮影順)

5_紋蔵庵アンダー12紋蔵庵アンダー12。

 

6_FFCエストレーラJrFFCエストレーラJr。

 

7_ダイナモ川越東ダイナモ川越東。

 

8_FCアレグリFCアレグリ。

 

9_Salonista FCSalonista FC。

 

10_担々麺担々麺。

 

▪️準決勝

11_準決勝_1準決勝第1試合FC cano vs. 若葉ウイングスFC戦で先制ゴールを決めベンチに向かって大喜びする若葉の選手たち。ベンチ、応援団との一体感が生み出したジュニアチームらしいゴールだった。

 

12_準決勝_2canoの同点ゴールのシーン。ディフェンスの裏をつく動きでゴレイロと1対1になり寄せてきた左アラがフリーでシュート。

 

13_準決勝_3ハーフタイムの若葉のベンチ。中村監督が次の1点の大事さを選手たちに伝える。

 

14_準決勝_4若葉のアタックをかわしてカウンターに行くcano。

 

15_準決勝_53点目を決めてハイタッチするcanoの選手たち。後半の2点はいずれもカウンター。それだけ若葉が押し込んでいた。

 

16_3決若葉ウイングスFC vs. 紋蔵庵アンダー11による3位決定戦は1-0の僅差で若葉が勝利した。

 

▪️マッチレポート
予選リーグで事実上の優勝決定戦が
インドアコートのFFC東川口で迎えた第3戦、予選リーグは10チームが2グループに分かれて熱戦を展開した。その中で事実上の優勝決定戦と目される試合が、FC cano vs. FC桜丘戦だった。両チームの選手たちが並外れた集中力を発揮し厳しいせめぎ合いを繰り広げた。結局この試合を1-0と辛勝したcanoが予選グループAを全勝で1位突破。一方の桜丘は3勝1敗でグループ2位になったことで準決勝はcanoとは違う山で戦う幸運に恵まれた。
なおグループBは1位が3勝1敗の紋蔵庵アンダー11、2位が2勝1分け1敗の若葉ウイングスFC。この結果、準決勝は第1試合がFC cano vs. 若葉ウイングスFC、第2試合がFC桜丘 vs. 紋蔵庵アンダー11という組み合わせになった。

準決勝で若葉ウイングスFC大健闘
準決勝第1試合、戦前の予想では若葉の苦戦は免れなかった。ところがふたを開けてみると、先制したのは若葉。右コーナーキックのリスタートを中央でダイレクトシュート。これが鮮やかにゴールネットを揺らした。
この後もカウンターを交えつつ若葉が押し込む。しかし追加点が決まらない。するとcanoがカウンターから左サイドを突破し中合わせのパス。これに反応したピヴォがゴレイロを引きつけておいてリターン、左アラがフリーで決めて1-1の同点に。この直後にもcanoがゴールを決めて2-1と逆転して前半を折り返した。
canoの菊池監督は常々、「1点差で折り返した後半最初のゴールを獲れるかどうかが試合を決める」と選手に指導している。canoが3-1にするのか若葉が同点にするのか。緊張の中で後半に突入した。
ちなみに、今大会の取材を担当している僕はこの試合の前半を取材・撮影して後半は奥のコートで行われているFC桜丘 vs. 紋蔵庵アンダー11戦に移るつもりでいた。ところが緊迫した内容にくぎづけになってしまったのです!

後半最初のゴールはcano
さて注目の後半、最初のゴールをどちらが獲るのか。立ち上がり、若葉が鋭い出足で相手パスをカットし攻撃に転じる。場内に父兄の悲鳴混じりの大きな声援が響く。その中で、canoが3-1とした。左サイドからのカウンターアタックだ。実力が伯仲している中で2点差は重い。その後も渾身の力を振り絞って若葉は迫るが、しかし、またもカウンターを浴び4-1。勝負は決した。BコートではFC桜丘が3-0と完勝。決勝はFC cano vs. FC桜丘という予選の再現となった。

 

17_決勝戦_1FC cano vs. FC桜丘による決勝戦。cano(オレンジのビブス)が左サイド突破からシュートにいき、こぼれをシュートに行く。ここは桜丘のゴレイロの堅守で難を逃れるが終始canoのペースで試合は進んだ。それを支えていたのがcanoのフィジカルだった。

 

18_決勝戦_2ハーフタイムの桜丘のベンチ。峯島監督(写真左端)の胸中にはこの時点で苦肉の策のパワープレーがあったに違いない。

 

19_決勝戦_3桜丘は後半0-2からゴレイロを上げてパワープレーに入るがボールを奪われ無人のゴールにパワープレー返しを見舞われる。

 

20_決勝戦_4ほぼ完璧な形で大会を制覇したFC canoの選手たちだったが優勝を決めた後も穏やかな笑顔を浮かべるだけだった。

 

決勝はパワープレー返しで勝負あり
サッカーに比べて狭いピッチで戦うフットサルは攻守の切り替えの早さが勝負を決めるといっても過言ではない。FC canoがその点で上回っていることを承知したうえでFC桜丘の峯島監督はゲームプランをこう語った。
「相手はスイッチしてくる。そこをどう守るかだが、うちはサッカー中心だからそこまで練習していない。だから、とにかく最初に1点獲って相手を慌てさせたい」
狭いピッチでの戦い方に精通しているcanoをフットサルチームと受け止めている他チームの監督は多かった。しかし、canoはサッカー中心のチームだ。日々のトレーニングの中でフットサルに通じる“一歩の早さ”を磨いている。
試合は桜丘のプランどおりにはいかなかった。先制したのはcano。相手サイド右からのキックインのこぼれを遠目からズドン! 抑えの効いたシュートがゴールに突き刺さった。
両チーム、これが6試合目。桜丘の足が止まりかけてきた。そんな中、桜丘のクリアが小さくなったところを突いてcanoが2-0とする。このあたりからcanoのパスが回り始め、出足が鋭くなった印象すらあった。

そして後半。桜丘は窮余の策としてゴレイロを思い切って上げさせた。パワープレーだ。自らのゴールをガラ空きにするこの策は、うまくいけばゴールを奪うことができる。しかし、リスクが高いことも事実。桜丘はゴレイロを中心に巧みにパスを回していく。しかし、パスがわずかにずれた瞬間をcanoは見逃さなかった。奪って無人のゴールへシュート。パワープレー返しの一撃だ。決まった。3-0。桜丘に反撃の余力は残っていなかった。

 

▪️菊池FC cano監督のコメント
うちが一番走ってる
「選手がよく頑張りました。(準決勝で)負けてる状態からも攻めるディフェンスが貫けたし、うちの底力を示せたと思います。勝因ですか? 多分うちが練習で一番走ってると思います。素走りはしませんから。紅白戦と全部ボールを使ったフィジカルトレーニングをやってます」

 

▪️表彰式

21_表彰式_1第3位の若葉ウインングスFCにはDUELOのシューズケース5枚が授与された。

 

22_表彰式_2準優勝のFC桜丘にはDUELOのアンクルソックス5足が贈られた。

 

23_表彰式_3優勝したFC canoにはDUELOのプラクティスシャツ5着が贈呈された。

 

24_表彰式_4大会の最後を飾るのは恒例のジャンケン大会。最初はグーッ!

 

25_表彰式_5この5人がDUELOのキーフォルダーをゲット。おめでとう! そして皆さんお疲れ様でした!!

 

▪️今後の予選大会の日程は大会HPで!!
http://pivo.co.jp/Pivo.Jr2015.pdf

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