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[フットサル史探訪]ペスカドーラ町田・金山友紀、2001年全日本衝撃デビューのBorn’77を語る、その2(2015/8/20)

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カスカベウ入団のいきさつ

前回の記事でサッカー選手だった金山友紀はどんな意図から第6回全日本選手権に出場することになったのかを本人の証言で明らかにした。フットサル経験が浅いチームが予選リーグを1位で抜ける活躍を見せ、“Born’77、衝撃デビュー”と騒がれたわけだが、では、その金山がどんな経緯から当時飛ぶ鳥を落とす勢いのカスカベウ入りを果たしたのか。もちろんFリーグ創設後のように選手の入退団情報が公式に発表されるわけではない時代だけに本人の証言は貴重だ。全日本選手権の試合中に行われた“入団テスト”のことなど実に興味深い。
それにしてもと思う。2001年、それは、自らの人生を大きく切り開こうと果敢にチャレンジした若きフットサラーを自らの想像以上に大きく育てた1年だったことを。

写真◆デジタルピヴォ! 古澤学 まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▪️[フットサル史探訪]ペスカドーラ町田・金山友紀、2001年全日本衝撃デビューのBorn’77を語る、その1(2015/8/18)http://www.targma.jp/pivoplus/2015/08/19/post18300/

▪️[フットサル史探訪]金山、稲田、三輪…あのBorn’77、第6回全日本選手権に衝撃デビュー!!(2015/7/12)http://www.targma.jp/pivoplus/2015/07/12/post17534/

 

ブラジル遠征

Pivo! カスカベウに入る経緯とタイミングを知りたい。2月に全日本選手権が終わった、カスカベウ入りは、いつ、どんな形で決まったのか。

金山 えっと、2月に全日本が終わったときには、もう、カスカベウがチームでブラジル遠征に行くっていうところの話があって。僕は、カスカベウの一員としてブラジルに連れてってもらうっていう話をしてました。

Pivo! そうするとブラジル遠征で実質的な入団という形になった?

金山 そうですね。そこが最初ですね。サンパウロに着いて一番最初にバネスパ行ったり。

Pivo! バネスパ、懐かしい!

金山 懐かしいですよね(笑)。あそこで、リーガ天竜選抜とか慶應BRBとかと一緒に大会に出たりして(笑)。それが確か2月だったと思います。

(金山がカスカベウのメンバーとして「第1回ブラジル フットサル王国 体感ツアー」に出発したのは2月27日。全日本選手権で優勝したのが2月18日だからそれから9日後には成田空港から出発。そして、甲斐と前田を除くメンバーは11日間の日程を終えた3月11日に帰国している。出発時のメンバーは甲斐修司を筆頭に前田喜史、市原誉昭、相根澄、松原君守、中野歩、鈴木久夫、安藤信仁、志村貴幸、土屋秀俊、そして入団したばかりの金山友紀だった)

Pivo! カスカベウは代表の甲斐修司(修侍を名乗るのはまだ先の話だ)くんを中心に前年にもブラジル遠征を実施し、この年も全日本に優勝し日本チャンピオンになった直後に遠征をしている。まさに「ブラジルは日本の先生」だった。

金山 そうですね、ブラジルしかなかったですからね、その当時は。スペインが頭角を現すのはその後だと思いますし。ブラジル人がスペインに渡っていってスペインも強くなりましたよね。

Pivo! そのときからブラジルのフットサル選手にはサッカー選手も顔負けの大きな体の選手がたくさんいた。その選手たちに負い目を感じたりしなかったか。

金山 いや、だから自分がどれだけやれるんだっていうところで行って、ほんと、スピードのところは通用するなって思ったし。だから相手がでかければでかいほど自分のスピードを嫌がるというか、っていう部分があって。そういう部分でファールはめっちゃ受けましたけど、でもブラジル相手にしながら、1回か2回は自分が決定的なシーンをつくり出せるっていうふうなところの自信はありましたね。

入団テスト

Pivo! 話は戻るが、予選でボルドンとやったときは、相手がBornのことを知らないこともあり、相手を圧倒した。ただ、キミはこの試合で負傷してしまい、その後の準決勝も含めてほとんど満足にプレーすることができなかった。そして準決勝敗退後に迎えた3決では逆にボルドンの戦術にはまったところがあった。結構前プレで厳しいチェックを受けたためにボールを奪われるシーンもあった。フットサルの戦術の重要性をそこで感じたりしたことはあった?

金山 そうですね、相手に研究されて。カスカベウもそうですし、ボルドンもそうですし、研究されてしっかり守られたときに攻撃のバリエーションというか、そのときはそんなにないですから、そこでそれ以上のものというのはその当時はなかったし。

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