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[Fリーグ第28節]デウソン神戸・相井忍「今日の勝ちで僕らは変われる」(2015/11/11)

1_逆転ゴールの18相井後半12分、フリーキックを直接決め仲間の祝福を受ける相井。このゴールで神戸は2度目の逆転に成功した。

 

2_フリーキックを直接決めた相手ゴール正面12m。神戸は原田がゴール前に入り、写真には写っていないが右にロドリゴ、左に松宮が距離を置いて立つことですみだのディフェンスを分散。このため相井の正面の壁は1枚。ボールはその壁ぎりぎりをかすめて飛びゴールに突き刺さった。相井の強いシュート力を生かす戦術が見事にはまった瞬間だった。

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016 第28節
フウガドールすみだ 4-5 デウソン神戸
2015/11/7(土) 町田市立総合体育館  観客数:933人

[得点経過]
1-0 00分27秒 すみだ 7 稲葉洸太郎
1-1 05分23秒 神戸 10 ロドリゴ
1-2 23分43秒 神戸 30 松宮充義
2-2 32分37秒 すみだ 13 青山竜也
2-3 32分59秒 神戸 18 相井忍
3-3 35分42秒 すみだ 11 清水和也
3-4 38分14秒 神戸 30 松宮充義
3-5 38分55秒 神戸 9 岡崎チアゴ
4-5 39分57秒 すみだ 8 太見寿人

 

自信の塊のような男

自信の塊のような男、それが相井忍(29歳)だ。コメントにも随所に「自信」という言葉が飛び出した。試合は稲葉のゴールで先制されるが、ロドリゴ、松宮が決めて逆転。清水に同点にされるがその22秒後に相井のフリーキックがさく裂した。自らのシュートに自信があったというからさすがだ。神戸はこれで2-3とし2度目の逆転に成功。その後清水に同点にされるものの松宮、チアゴの連続ゴールが効いて太見のゴールで追いすがるすみだを振り切った。低迷する神戸だが、相井はこの勝利で“チームが変われる”といった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

決まってよかった

Pivo! ナイスゴール。

相井 ありがとうございます。

Pivo! 2-3と逆転したフリーキックからのゴール、あのシーンから話を聞かせてほしい。第2PKを決めるのも難しいが、あの距離から壁のあるフリーキックを決めるのは実はもっと難しい。どんな狙いを持って蹴ったのか。

相井 その前の失点で(冨金原)徹さんがミスしちゃって。僕、(徹さんには)いつも助けてもらってるんで。で、今季ゴールを獲ってるは獲ってるんですけど(注:この日の得点で10ゴール)、勝ちにつながるようなゴールはなかったんで。自分でファール取ったし狙ってみようと思って。自信があったんで。得点できたんでよかったと思います。

Pivo! 当然、相手がつくった壁があって。その壁を巻いていくようなボールを蹴ったように見えたが。

相井 そうですね。壁の横ぎりぎりに狙えば僕のシュートスピードだったらキーパー間に合わないかなと思って。

(残り 1824文字/全文: 2944文字)

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