［無料記事 / レジェンドマッチ］P.S.T.C.LONDRINA・背番号9 大地悟「今の選手に見習ってほしいプレイもたくさんありました」（2015/12/12）
ペスカドーラ町田に2008/2009シーズンより移籍入団をし、2014/2015シーズンをもって引退を表面した大地悟が９か月ぶりに町田のホームの体育館に登場した。
ペスカドーラ町田の選手としてではなく前所属チーム・湘南ベルマーレの前身チームであり2001年から2007年まで所属をした P.S.T.C.LONDRINAの背番号９としてである。
2015年11月14日（土）SuperSports XEBIO Fリーグ 2015/2016 第29節 イーグル建創マッチ ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレ後座試合「CASCAVEL vs P.S.T.C.LONDRINA」のレジェンドマッチが開催された。
CASCAVELレジェンド １-１ P.S.T.C.LONDRINAレジェンド
［得点経過］
０-１ LONDRINA ３ 竹花和之
１-１ CASCAVEL ７ 金山友紀（ペスカドーラ町田）
まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学
CASCAVELはペスカドーラ町田の前身チーム、P.S.T.C.LONDRINAは湘南ベルマーレの前身チームであり、当時からライバル同士であった（LONDRINAは関東リーグ２部で活躍しつつ、湘南ベルマーレのサテライトチームとして機能している）。
2003年の第8回PUMA CUPで P.S.T.C LONDRINAが優勝したときの大会得点王は大地悟であった。
【出場メンバー】
CASCAVELレジェンド。
1遠藤晃夫
3前田喜史
4市原誉昭
5甲斐修侍
6住直樹
7安田和彦
8中村和睦
9相根澄
12松原君守
13中村歩
15久光重貴
16林善徹
ベンチ入り
前川義信
橋本圭悟
P.S.T.C.LONDRINAレジェンド。
2椛沢鉄平
3竹花和之
4伊久間洋輔
5関野淳太
6横澤直樹
7坂口啓介
9大地悟
10長谷川綾祐
11中澤康
13濱地裕樹
14広山晴士
15榎原晃
17奥村敬人
今回のレジェンドマッチは３前田喜史、４市原誉昭、９相根澄というフットサル界の功労者であり、CASCAVELの中心人物である３人の引退セレモニーの意味合いがあった。
３前田喜史。現在は徳島RAPAZフットボール強化責任者であり、J SportsでFリーグの解説も行う。元フットサル日本代表。FIRE FOX－ CASCAVEL（日本） －CASCAVEL（ブラジル）－ CASCAVEL（日本）－府中アスレティックFC－名古屋オーシャンズ－府中アスレティックFC－ペスカド－ラ町田。2013/2014引退。
４市原誉昭。元フットサル日本代表キャプテン。エスポルチ藤沢 －CASCAVEL － アマフーザ（ブラジルパラナ州1部リーグ）－プレデター － バルドラール浦安 － ペスカドーラ町田 － 湘南ベルマーレ。2013/2014引退。
９相根澄。現在はJ SportsでFリーグの解説も行う。元フットサル日本代表。AZUL － CASCAVEL － チャンピーノ（イタリア・セリエA） －ラツィオ（イタリア・セリエA） － CASCAVEL － プレデター －ペスカドーラ町田。2007/2008引退。
先制点はP.S.T.C.LONDRINレジェンドの３竹花和之。アシストはパワープレーより17奥村敬人。詳細は他記事より。
７安田和彦と７金山友紀。ピッチには背番号７が２人。CASCAVELレジェンドの金山友紀が同点ゴールを決める。
以下は大地悟のインタビュー
古澤：今日の試合の感想を。
大地：久々に町田のホームのピッチに立てる喜びを感じていました。なおかつ、いままで一緒にフットサルをやってきた創生期のメンバーと試合できるというのは幸せでした。純粋に楽しかったですし、もっともっとやりたいなという気持ちが強かったです。
走るときも思わず笑みがこぼれていた。楽しいということ、幸せなことが伝わってきた。
古澤：当時の気持ちを教えてください。
大地：カスカヴェウになかなか勝てなくてカスカヴェウを倒そうというのを目標にやってきた中で過去に勝ったことも何回も負けたこともありました。そのカスカヴェウと今日再び試合ができて本当に楽しかったです。
古澤：昔の仲間との思い出は?
大地：フットサルにすべてをかけていた仲間なので思い出がありすぎます。プライベートからすべて、ほとんどの時間を一緒に過ごしたメンバーなので語り尽くせないです。
古澤：コンディションはいかがでしたか?
大地：肺炎で寝込んでいました。この日、どうしても休みたくなかったので気合いで来ました。
古澤：戦ったカスカヴェウは現役を引退した選手が多い中、フットサルとしてはいかがでしたか?
大地：カスカヴェウらしいピヴォを使った攻撃だったり、ボール回しが随所に見れて昔を思い出しました。きよしさん（相根澄） のピヴォの持ち方だったり、今の選手に見習ってほしいプレイもたくさんありました。
古澤：大地選手はもともと攻撃的な選手でした。今日はポジションとして意識したところはありましたか?
大地：とにかく点を獲りにいこうという気持ちでした。実際はなかなか点が獲れませんでしたが…。
古澤：また選手をやりたい気持ちは出ませんでしたか?
大地：またそれとは別の感覚。線引きはしています。
古澤：今の選手に見習ってほしいプレーについてもう少し詳しくお願いします。
大地：きよしさん（相根澄）のピヴォの入り方、しゅうさん（甲斐修侍）のピヴォの当て方、よしさん（前田喜史） のボールの持ち方、いちさん（市原誉昭） のボールコントロールなどです。
甲斐は生き生きとプレーをしていた。
力強いプレーを見せた前田。
相根と市原が同じピッチに！ 相根はコンディションの関係で出場時間が短くなったのが残念だ。是非またレジェンドマッチで観たい。
古澤：レジェンドマッチにあたり何を考えながらプレーをしていましたか?
大地：ひさ（久光重貴）もそうですけど、全員にアグレッシブに挑んでいきたいという気持ちでした。なかなかタイミングはありませんでしたが、ひさに1対1で抜かれてもいいから取りにいくつもりでした。けいご（橋本圭悟）はちょこっとテクニック見せてましたが、遠慮がちでしたね。けいごも含め、全員と全力でマッチアップしようと思っていました。
昨シーズン大地と共に引退をした橋本圭悟も前川義信のユニフォームを着て急遽参加。
大地×久光のガチの勝負。是非観たいものだ!
大地：イベントとはいえ、全力勝負をする！ それが自分も楽しいし、お客さんも楽しんでくれるかなと思います。体調管理してまたやりたいです。
大地のインタビューは以上。
非常に大地らしいインタビュー、そして、大地らしいスタンスであった。
大地のみならずレジェンドマッチ関係者＝あの場にいた誰もがまたやりたい！ と話をしている。
Fリーグのエキシビジョンでなく、練習試合でもいいのでこの2チームが中心になり、レジェンドマッチを各地でコンスタントに今後やってもらいたいと思う。
そして、試合をするときは是非告知をしてほしいと思う。
大地悟経歴
・1978年8月5日
・神奈川県出身
・藤沢市立本町小学校卒業
・本町FC
・藤沢市立藤沢第一中学校卒業
中学校総体サッカーにおいて、神奈川県代表で全国出場を果たす。
・神奈川県立湘南台高等学校卒業
・国士舘大学卒業
・サッカーは小学校3年から大学4年まで
【フットサル経歴】
・P.S.T.C.LONDRINA（2001年～2007年）
◆2001年2012年スパーリーグ参戦
◆2003年関東リーグ参戦
◆2003年第8回全日本フットサル選手権大会優勝＋大会得点王
・2003年フットサル日本代表 エジプト遠征
・湘南ベルマーレフットサルクラブ（2007/2008シーズン）
・ペスカドーラ町田（2008/2009シーズン～2014/2015シーズン）
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