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無料記事:[全日本選手権]コロナFC/権田・大場徹「代々木に行くのは夢ではなく目標です」(2016/3/4)

 

第21回全日本フットサル選手権・関東大会
2016年1月23日(土)立川市泉市民体育館
FUTURO 3-3(1PK2) コロナFC/権田

2016年1月30日(土) 駒沢体育館
準々決勝
Y.S.C.C.フットサル 3-4 コロナFC/権田

2016年1月31日(日)駒沢体育館
準決勝
リガーレ東京 3-3(2PK3)  コロナFC/権田
決勝
柏トーア’82 2-2(3PK4) コロナFC/権田

 

3月4日(金)から3日間、開催される第21回全日本選手権大会1次ラウンドに進出をしたコロナFC/権田(関東フットサルリーグ1部、以下権田)。
エスポラーダ北海道(Fリーグ)、アグレミーナ浜松(Fリーグ)、ミキハウスフットサルクラブ(関西フットサルリーグ)を相手に予選1位となり、目標である代々木に来ることができるのか。長年権田の顔である大場徹選手の熱のこもったインタビューを紹介します。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

Pivo!:関東大会優勝の感想を。

大場:今シーズンの目標は関東大会で優勝をして全国大会ベスト8だったのでよかったです。練習している中でも今年は自信がありましたし、そんなに驚いてはいません。やって当たり前かなと。3つPK戦と試合結果は劇的ですが、優勝するときは神がかったようなことが起こります。よかった。すげえな。うれしい。という感じです。

Pivo!:関東大会を振り返って。

大場:FUTURO戦は集中できずリーグのような戦いができず3点差から追いつかれました。PKの練習に関しては練習前後にしていました。蹴る人と順番は決めていました。かず(山村和士)は今年ベスト5で力みなぎっていますし、結果を出しているので蹴らしました。こうた(花田孝汰)は蹴りたいといっていたので「分かった。絶対決めろよ」と伝えました。シュートはうまいですし、PK見ていてもちゃんと蹴っていたので蹴らせました。うちはわりと蹴りたい人が少ないです。外したらチーンってなるので自信を持って蹴りたい人にと思います。しんちゃん(中川晋太郎)はずっとインサイドでずっと蹴っていました。常にそうで7年くらい前からそうです。ほんとうにあれを試合中にやるのかなと思い、練習中に本人には「あんなコロコロしたPK蹴るやつには蹴らせねえよ」といってましたが、よく考えたら人それぞれで上を蹴る人もいれば下を蹴れる人もいるし、タイミングを外す人もいます。ベテランですし、いろいろ考えているんだなと思い蹴らせました。「ここで同じことやってみてよ」と。そしたら、きれいに決めました。ちょっと速かったですけどね(笑)。Y.S.C.Cに関しては2点ビハインドでしたが、FUTURO戦で3点取られてますし、前半の早い時間帯なのでやっていたらレベルの差がわかります。ずっとこちらが攻撃で相手はかなり引いていたので。

Pivo!:リガーレ戦で後半残り1分での2点を引き起こしたのは?

大場:オレの交代じゃないか(爆笑)? オレは最後残り2分で交代しました。足を引きずっていたので。代わったことがキーかなと。いつもなら無理して出るのですが、無理せずに交代しました。しんご(朏島慎吾)と江成(裕明)も交代しました。代わってからすぐ入ったのであそこがキーかなと。パワープレイは最初のチャンスと交代で代わります。最初に入るとポンポン入ります。涙は・・・出ませんでした。もう泣き過ぎました。よかった、と。一生懸命やって来て一瞬しか日の目を見ないので。

Pivo!:今までの選手権でここってところで勝てなかった歴史があると思います。

大場:それも大きいです。2010年で神奈川で初優勝しました。最初の参加で緊張もありなかなかいつものパフォーマンスが出ませんでした。それを踏まえての2011年はベスト8でフウガにPK負けをしました。2年目なのでいいパフォーマンスでした。このときもパワープレイで1-1の同点でした。2012年も出て3年連続で出ましたがそのときの経験もその後なかなか行けなかった悔しい思いも今回生きたかなと思います。

うちには半分くらいが前からいるメンバーなので。

金子(拓也)くんが関東大会リガーレ戦の3点目は致命的でほんとうならチームは落ちるところですが、そこは盛り返し3-3にできました。今までの経験もあり、あきらめずにできました。ただ、経験という言葉はあまり好きではなくて・・・。清水くん(フウガドールすみだ・清水和也)とか若くても活躍している選手もいますし(笑)。ただ、権田は少しずつ経験してならしていくタイプです。

Pivo!:権田の歴史で変わらないものは?
大場前プレとボール回しは5、6年やっています。前プレは7年前に入ったときからです。ボール回しは2年目から。もともとはディフェンスは前プレでオフェンスはカウンターでしたが、ボール回しも入れていく形になりました。新しいおもしろいフットサルをしたかったので。ボール回しして崩していくという。
Pivo!:全国大会での展望について。
大場:代々木に戻ってベスト4に入るのが夢なので。いや、目標なので! 予選は全勝して1位になるのが絶対条件です。それくらい強い気持ちじゃないと難しいかなと。Fリーグのチームはほんとうに強いので。前半が勝負です。前半0-0で行けば、何かが起きると思います。前半0-0にして余裕をつくらせずにして焦らせたいです。しっかり前半を抑えて、後半に向かいます。前半ぽんぽんとと獲られると格上の力を出してくると思うので。理想は前半で点を入れて焦らせたいです。あとは獲られてからのカウンターが速いので。うちはボール回しと前プレ。自分のスタイルをい貫いてどこまで行けるか。攻撃に関して自信があります。最初の試合が勝負です、最初の試合でゴールを決めて勝てたらそのまま代々木まで行けると思います。
 

以下が近年の権田の全日本選手権での結果となる。
2010年
第15回全日本フットサル選手権2010年神奈川県大会 優勝
第15回全日本フットサル選手権 関東大会ベスト16
2011年
第16回全日本フットサル選手権 神奈川県 関東リーグ前期4位のため予選免除
第16回全日本フットサル選手権 関東大会 ベスト8
2012年
第17回全日本フットサル選手権 神奈川県大会 優勝
第17回全日本フットサル選手権 関東大会 4位
2013年
第18回全日本フットサル選手権2013 神奈川県大会 3位
2014年
第19回全日本フットサル選手権2014 神奈川県大会 ベスト8
2015年
第20回全日本フットサル選手権2015 神奈川県大会 優勝
第20回全日本フットサル選手権2015関東大会 ベスト8
2016年
第21回全日本フットサル選手権2016 神奈川県大会 関東リーグ前期2位のため予選免除
第21回全日本フットサル選手権2016関東大会 優勝

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