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フットサル日本代表・木暮賢一郎監督「日本代表というものをもっと強くクラブに帰ってから意識してほしいです!」(2016/4/24)

 

国際親善試合
フットサル日本代表 7-0 ベトナム代表
2016年4月22日(金) ウィングアリーナ刈谷(愛知県) 観客数:1,096人

[得点経過]
1-0 1分 日本 13 芝野創太
2-0 2分 日本 10 仁部屋和弘
3-0 4分 日本 11 清水和也
4-0 14分 日本 3 佐藤亮
5-0 15分 日本 4 安藤良平
6-0 16分 日本 10 仁部屋和弘
7-0 24分 日本 6  小曽戸允哉

 

フットサル日本代表は22日の親善試合初戦で一番大切である勝利を手にし、誇りも見せた。勝つためにシンプルにプレイすることをテーマにし、同チーム間でのコンビネーション、個人技術を出しつつ、代表の強さを見せつけた。初招集のメンバーの活躍も注目すべき点であった。木暮賢一郎監督は24日の試合も勝つことによりミッションを果たすこととなると語る。招集メンバーが日本代表の価値を高めるためにも、再認識するためにも、そして、フットサルの未来のためにも24日の試合は非常に意味のある試合となる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

試合を振り返って。

木暮:ずっといっていたことですが、このタイミングでのゲームですので日本代表の誇りを持って、熱いゲームをしたうえで勝つという目標を持って大会に臨みました。選手にもいいましたが、ウォ―ミングアップから、開始のホイッスルが鳴ってから相手を圧倒するような気持ちを持って入っていこうと話しました。選手たちは実行してくれました。入りの部分でうまくいったところがこういう結果を生んだ理由かなと思います。

勝つこと以外にクラブに持ち帰ってほしいもの。

木暮:日本代表を経験しないと得られないものがあります。外から見て日本がどうということよりもユニフォームを着ることでより実感したり、何かを感じる場が代表だと思っています。この大会の中で伝えたいものは技術的なものや戦術的なことが変わるということではなくて、日本代表に呼ばれて、練習着でもなんでも代表のウエア着て、気持ちが高ぶって、この場所にもう一度戻りたい。とか。この場所を失いたくない。とか。常に呼ばれたい。とか。そういうものをクラブに持ち帰ってもらったり、その選手がそういうことを感じて、さらなる努力をしてもらう。僕ができることはそういう機会を与えること。ただ2試合をこなすことではなくて、何試合も経験している選手もいますが、今回ここにいる14名の選手に伝えたいのはそういうことです。日本代表というものをもっと強くクラブに帰ってから意識してほしいですし、やはり、代表に行ったことで、クラブのほかの選手が変わったな。と。そういうものを伝えて。みんなが日本代表に呼ばれたい。というものをもう一度日本のフットサル界全体に伝えたいな。体現したいな。と思うきっかけを数日間で伝えることができればいいかなと思います。

(残り 2500文字/全文: 3668文字)

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