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[ピヴォチャン2016全国大会予選リーグ]Hグループはあがりゃんせフットサルクラブが勝ち点で並んだDEL Migliore CLOUD 群馬を振り切る!(2016/5/6)

あがりゃんせフットサルクラブ(大阪・PIVOフットサルスタジアム予選代表/関西リーグ)。

 

DEL Migliore CLOUD 群馬(シードチーム/関東リーグ)。

 

ルイーダの酒場(東京・藤フットサルクラブ予選代表)。

 

NORTE(主催者推薦/smile futsal覇者)。

 

■大会名:『全国の精鋭よ、高い舞台へ這い上がれ!! F-CHANNEL Pivo! Champions’s Cup 2016 』全国大会予選リーグCグループ
■開催日:2016年5月4日(水・祝)
■会場:フットサルステージ http://www.futsal-stage.com/
■特別協賛:F-CHANNEL http://f-channel.net/web/futsal.html
■協賛:株式会社ユーロプラスインターナショナル / 株式会社ロンヨンジャパン / ラブイエロー / アレグレ
■主催:デジタルピヴォ! http://www.pivo.co.jp/
■大会HP:http://f-channel.net/pivo2016/index.html

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

「若手育成」を貫いたクラウド

全国の精鋭、32チームが集結したピヴォチャン2016全国大会予選リーグ。Aグループ第1試合の口火を切ったのが午前9時、最後のHグループの最終戦(第6試合)が終わったのは、それから12時間後の、午後9時だった。熱心なファンの皆さんが見守る中、12分ハーフ(ランニングタイム)で計48試合が切れ目なく行われた。

さて、最後のHグループである。
このグループのシードチームとして、デジタルピヴォが指名したのは、DEL Migliore CLOUD 群馬(デルミリオーレ クラウド 群馬/以下、クラウド)。関東リーグ2部で優勝し念願の1部昇格を果たした、関東で今最も熱いチームの1つだ。ベンチ入りしたメンバーは須崎選手兼任監督以下20人という大所帯。ブラジル人抜きで戦う今年のピヴォチャンは「クラブの未来を担う若手の育成がテーマ」(須崎監督)。第1試合で対戦し2-2のドローに終わった、あがりゃんせフットサルクラブ(以下、あがりゃんせ)との得失点差の戦いとなることはわかっていながら第3試合のNORTE戦も若手に優先的に出場時間を与え、後半は特に、関口ら主力がベンチを温め続けた。自ら決めたチーム方針を最後まで貫き、周りのベテランがそれを支え続けた。結果、決勝トーナメント進出を逃しても「若手がいいプレーをしてくれた」とすがすがしい笑顔で会場を後にした須崎監督とチームに敬意を表したい。ピヴォチャンで巣立ち、自信をつけた若手たちが今月末からの長いシーズン、チームを力強く支えていくに違いない。

粘り強いディフェンスから繰り出す高速カウンター

あがりゃんせは今季、関西で唯一の開催となった、PIVOフットサルスタジアム予選の優勝チーム。滋賀県大津市をホームタウンとする関西リーグ1部の強豪だ。第1試合の前から、「唯一の関西代表として出場した以上、簡単には負けられません!」と原田監督の鼻息は荒かった。その意気やよし! である。チームスタイルは、「1on1と高速カウンターを武器にアグレッシブなフットサルをやります!」とプロフィールに書いてくれたとおりの戦い方で臨み、終わってみれば2勝1分けと無傷で並んだクラウドを得失点差でかわして決勝トーナメント進出を決めた。1位抜けが決まったとき、原田監督がこういった。「遠くから来た甲斐がありました」。実感だろう。
主力の1人、横田は予選をこう振り返った。「カウンターと個人の力で勝ってきました。あと、ディフェンスで体を張ること。粘り強いディフェンスがうちの信条ですから」。やることがはっきりしているチームは強い。それはリーグが違えど永遠の真理だ。

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