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[全日本選手権大会]リガーレ東京・西野宏太郎選手兼監督「Fリーグのチームを破ることを目指さないと関東リーグのレベルアップもありません」(2016/5/8)

 

関東フットサルリーグ1部2016シーズンが5月28日に府中市立総合体育館にて開幕する。
ディフェンディングチャンピオン、リガーレ東京の西野宏太郎選手兼任監督はどんな戦い方をする腹づもりなのか。期せずして、全日本選手権1次ラウンド敗退後のインタビューで、西野は、Fリーグチームとの戦い方の振り返りと併せて、新シーズンの関東をどう戦うか、全日本選手権を体感したチームならではの明確なイメージを口にしている。関東リーグの“熱闘”への期待を込めて、西野宏太郎の“肉声”に迫る。

2015シーズンの順位は以下になる。

1リガーレ東京(東京都)
2ゾット早稲田(東京都)
3コロナフットボールクラブ権田(神奈川県)
4柏トーア’82(千葉県)
5カフリンガ東久留米(東京都)
6FCmm(千葉県)
7ブラックショーツ(神奈川県)
8ファイルフォックス府中(東京都)
→以下8チームは昨シーズンに引き続きリーグを戦う。

9バルドラール浦安セグンド(千葉県)は2部へ降格

替わりに2部より昇格したデルミリオーレ クラウド 群馬(群馬県)を加えた計9チームとなる。
Fリーグ出身の選手が移籍入団したクラブも多数ある中、勢力図がどのように変わっていくのか興味深いところ。

2015年シーズンのことを振り返ると、関東リーグからはリガーレ東京、コロナフットボールクラブ権田、柏トーア’82は第21回全日本フットサル選手権大会・全国大会に参加をした。どのチームもFリーグのチームと戦い、Fリーグと地域リーグの差を痛感することとなった。
少しでもFリーグのチームに近づいてもらうためにもリーグからしれつな戦いを期待したい。

関東リーグで1位になったリガーレ東京の西野宏太郎選手兼監督が選手権後に語ってくれた言葉を振り返る。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

西野宏太郎は第21回全日本フットサル選手権大会1次リーグ(大阪会場)3日間を以下のように振り返っている。
「Fリーグのチームと戦い、自分たちがどれだけ足りない部分があるかがはっきりと分かりました。気持ちの部分もありますが、Fリーグのチーム相手に勝つということは並大抵のことではないです。勝てる可能性でいったら低いかもしれません。しかし、そこを目指さないと。そこを度外視しないと日々のフットサルの熱は冷めてしまいます。勝つのは難しいですが、年にチャンスは1度しかないですし、目指すべき場所でないといけません。それがないと関東リーグでのレベルアップもないですし、自分たちが止まってしまいます。そうはいっても、Fリーグのチームに勝つことは口でいえるほど簡単なことではないです。ただ、強い相手と戦うという意味では楽しかったです」

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