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[ピヴォチャン2016全国大会予選リーグ]Eグループ・FCmm・田中奨選手「あの日から1日1日が特別になりました」(2016/5/11)

 

■大会名:『全国の精鋭よ、高い舞台へ這い上がれ!! F-CHANNEL Pivo! Champions’s Cup 2016 』全国大会予選リーグEグループ
■開催日:2016年5月4日(水・祝)
■会場:フットサルステージ http://www.futsal-stage.com/
■特別協賛:F-CHANNEL http://f-channel.net/web/futsal.html
■協賛:株式会社ユーロプラスインターナショナル / 株式会社ロンヨンジャパン / ラブイエロー / アレグレ
■主催:デジタルピヴォ! http://www.pivo.co.jp/
■大会HP:http://f-channel.net/pivo2016/index.html

 

■大会結果

 


FCmm(シードチーム)。
2015年関東フットサルリーグ1部で6位。田中奨選手は得点ランキング7位・12得点を記録。

 

 

FCmmはシードチームでありながらも、得点失点差で予選敗退となった。田中奨選手は「2試合目・僕のミスで引き分けになった。それがすべて」と大会を振り返ってはいるが、攻守共に気持ちを見せ、最後まで闘う姿勢を強く見せた。
田中奨選手はちょうど1年前「F-CHANNEL Pivo! Champions Cup 2015」=同大会・同会場の試合中に相手選手のシュートを胸に受けて、心肺停止状態になった。「心臓震とう」だった。当時、チームトレーナーであった青山友紀さんは迅速かつ正確な判断・指示で救急隊員が来るまでの間、備え付けのAED(自動体外式除細動器)を使用し、蘇生・救命をした。そのことにより田中選手は障害・後遺症を残すことなく死の淵から生還した。
1年前のことも含め、丁寧に言葉を選びつつ、田中選手はインタビューに応じてくれた。インタビュー時ははじまりのあいさつから終わりのあいさつまで。それから、内容・考え方、謙虚で礼儀正しかった。そのことが少しでも伝わればと思う。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

Pivo!あの事故から丸1年がたちました。

田中:事故後、入院をしてから、1週間後には実戦復帰をしていました。いろいろな方に怖くないの? といったことをいわれます。僕としては恐怖心はなくプレイをしています。もし、それがあるようならば、競技フットサルからは離れたほうがいいなと思っているので。プレイに関しては今日も問題なくできました。ただ、ここ(フットサルステージ・ピヴォチャン会場)が特別な場所であることには変わりないです。

 

 

Pivo!声がけを含め、攻守にわたり全力。最後まで闘う姿勢が強く見えました。

田中:僕自身、体が大きくなく、小さいです。関東リーグには自分より背が大きい選手がたくさんいるので、その中で勝つことを考えたときに、ボールをもらう前の動きであったり、長い距離を走ることは自分の中で意識づけてやっています。あとはトラップを一番意識しています。それは受ける前からはじまっていて、相手と一歩でも二歩でもフェイクで相手との距離を開けるか。もし、相手がフェイクに引っかからないのなら、そのまま、裏でもらいます。すべてにおいていえることはボールと味方と相手を見て判断することを考えて、意識しています。

(残り 1899文字/全文: 3266文字)

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