[トレーニングマッチ]ペスカドーラ町田・室田祐希「町田にはドリブラーっぽいドリブラーはいないので、そういうところを評価してもらったと思う」(2016/6/8)
得意の左サイド突破を図る室田。スピード感あふれるドリブルからの突破は相手ディフェンスにとって脅威だ。
エスポラーダ北海道のエースの座を捨てて名古屋(2013年)に続く2度の移籍を決断した室田祐希。今季は町田で主力として優勝する覚悟だ(http-//www.pescadola-machida.com/member/2016top/11.html)。
ゴール前に果敢に侵入する室田。ここからシュートもあればマイナスの折り返しもある。チームが期待する役回りがこれだ。
ファーの中井にパスを出すがディフェンスにカットされ天を仰ぐ室田。持ち前の持久力とアジリティーで相手ゴールを脅かし続けた。
篠崎との絶妙のコンビネーションから金山がチームの先制ゴールを決めた。安定感のある先輩たちのように室田のゴールシーン、もしくはアシストが見られるのはもう少し先かもしれない。
練習着姿でブラックショーツとの練習試合に臨んだ町田。森岡薫が合流するまでチームは我慢が必要と室田はいった。
▪️トレーニングマッチ▪️
ペスカドーラ町田 5-3 ブラックショーツFC(関東リーグ)
2016年5月21日(土) 東京北区・滝野川体育館
生っ粋のドリブラー
森岡薫の移籍にスポットライトが当たるペスカドーラ町田だが、見逃せないのが室田祐希の移籍だ。森谷優太も篠崎隆樹もかつては華麗なドリブルを見せていた。しかしチームオーダーもあってか今はディフェンスに軸足を置くし、それがチームの成功を支えてもいる。故に業師ぞろいの町田も「ドリブラーっぽいドリブラーはいない」(室田)のが現状。その状態をもう一度見直した結果か、町田は生粋のドリブラーにオファーを出し、そして獲得した。それが室田祐希だ。ドリブル突破からシュートに行くもよし。数的有利をつくってピヴォの森岡に配給するもよし。持ち前の大きな可能性を見せたのがこの日の練習試合だった。エスポラーダ北海道のエースの座を捨てて移籍に踏み切った24歳は、チームにフィットしたとたんに大仕事をやらかしそうだ。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
町田からのオファーを受けて移籍
Pivo! 町田への移籍を決意した理由は?
室田 町田からオファーをいただいたっていうことです。それが一番のあれですね。オファーをいただいて、それを北海道から知らせてもらって。で、ま、ちょっと悩んで、それから決意したっていう流れです。
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