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無料記事[Fリーグ2016/2017第7節]アグレミーナ浜松・須藤慎一選手「ホームだからこそもっと気持ちを強く闘わないといけないと思いました」(2016/8/1)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第7節
アグレミーナ浜松 0-5 ぺスカドーラ町田
2016年7月31日(日) 浜松アリーナ 観客数:1,018人
[得点経過]
0-1 04分01秒    町田  7 金山友紀
0-2   08分33秒    町田  7 金山友紀
0-3   17分08秒    町田 10 森岡薫
0-4   31分07秒    町田  8  滝田学
0-5   37分42秒    町田  8  滝田学

 

 

名古屋オーシャンズに1-1、バサジィ大分に2-0、ヴォスクオーレ仙台に3-2とここ3試合で勝ち点を7つ積み上げて9位まで順位を上げていたアグレミーナ浜松だが、7月最後の試合を勝利で飾ることはできなかった。ぺスカドーラ町田は調子を上げていたとはいえ、アグレミーナ浜松も好調であり、スコアが開かない、どちらが勝つかわからない好ゲームになる可能性も十分にあったと思うが、結果は0-5の完敗となってしまい、暫定順位も10位と下げてしまう。
しかし、キャプテンの須藤慎一選手は「やっていることは間違っているとは思っていない」と力強く語った。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は保田健二朗監督キャプテンの須藤慎一選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

保田健二朗監督
「7月4戦の中の最後となるホームゲームでした。3試合ポイントを取って来ましたが、0-5という負け方をしたことはもちろん残念です。けど、この負けを無駄にしないために次につなげたいと思います。」

須藤慎一選手
「観に来たお客さんにとってもとても残念な結果となりました。ゴールを1つもあげれらなかったので申し訳ない気持ちです。7月は勝ち点をたくさん取れたので、負けなしで終わりたかったです。8月はこの敗戦をいい方向に持って行けるようにチームとして一丸となって頑張りたいと思います。」

 

以下は質疑応答となる。

Q:今日はどのような試合の入り方をしましたか? 守備が後手後手に回っていた印象がありました。そのあたりどうでしょうか?

保田:入りに関しては、結果はともかくとしてパス回しであったり、ゲームの支配は町田さんにされることはわかっていました。そういう中で入口として、前からプレスをまずかけていこうということでしたが、立ち上がりでプレスはかからなかったです。それとその後にハーフで引いても球際のところで強くいけなかったです。前半なかなかそのへんが修正できなかったので、その結果、前半3失点の中で、逆に後半に関しては戦う姿勢ですね。本当に根本的なことですが、ハーフタイムに当たり前にそれをやっていこうという指示の中で、後半のような戦い方が前半でもできていれば、違う内容にはなっていたと思います。改めて試合開始のゼロ秒から最後のゼロ秒まで常にスイッチをONにしないとこういうゲームになるということに改めて気づかされたゲームとなりました。

Q:大野選手の退場に象徴されたように、少し当たりが後手に回りきつくなった分、イエローカードを重ねてしまったところも出てしまい、観客としても荒いなという印象もあったと思います。そのへんはどうでしょうか?

保田:大野のファウルに関しては位置的にベンチ前だったので、一番近くで見れてました。結果的にファウル。審判のジャッチに対してどうこうというのはありませんが、もともと大野は後ろから追っていったわけではなくて、ボールラインにも入ってましたし、逆にいうと相手の決して悪い意味だけではなくてファウルをもらううまさ。テクニカルファウルというのもあったと思います。ですので、見た目はみなさんもしかして荒く感じたかもしれませんが、実際流されたもの、ファウルを取られたもの、カードが出たものとありましたが、カードが出たところに関しては僕自身は納得できるところとできないところはもちろんありました。決してあれが悪質かといわれると僕はそうは思いません。

Pivo!:開幕戦で大敗してしまい、その後の記者会見で監督・キャプテンともに次節で結果を出すことを誓い、結果2節大阪戦は負けはしましたが、スコア的には接戦となりましたし、ここ3試合で結果が出てきました。それは守り方であったり、ベンチの雰囲気が変わってきたのかなと推測しました。浜松はどこが変わってきましたか? また、結果が出てきた3試合は特にどの部分がよかったですか?

保田:開幕戦フウガ相手に0-9の大敗をした後、根本的な戦術を変えました。次節の大阪戦は負けたとはいえ、いいゲームだったと思います。その後に神戸に1-5でホームで負けましたが、その後に名古屋・大分・仙台とポイント(勝ち点)を取れました。今日は0-5でしたが、3試合を考えてみると、どちらかというと戦術うんぬんよりもメンタル的な部分。ゲームの入り方の部分だと思います。

須藤:アウェイで結構勝てていたので、ベンチ力というか、出てない選手もひとつにになって戦えていました。勝っているときは雰囲気すごいよかったです。今日は前半おとなしく、ハーフタイムで監督・コーチからベンチからみんな闘おうという声が出てから闘えるようになったのでそういうことは忘れてはいけないというか、ホームだからこそ、もっとそういう部分も出していかないといけないなと感じました。

Q:勝ち点取れた3試合と今日の試合で何が違いましたか?

須藤:正直そこまで変わっているつもりはないですが、町田がポイントの選手がはっきりしていて、ゴレイロがいいであったり、個性がある選手がたくさんいる中で、そのストロングポイントを相手は先に向こうは出せた点があって、そこを抑えていい勝負に持ってきたかったですが、そこが先に相手に先手を取られて、森岡選手が出て、ゴールを決められて、町田はいいムードでこっちはのまれてしまいました。

Q:町田のストロングポイントはすばやいパスワークでしょうか?

須藤:切り替えが速いというか、ゴレイロから一発で1点目決められたので。あれは絶対、向こうは狙っていたことだと思います。警戒はしていましたが。

Q:次節への修正部分としては?

須藤:戦い方を変えるつもりはないですし、やっていることは間違っているとは思っていないので。チームでどれだけ信じて戦えるかだと思っています。

保田:基本的は今日のゲームに関しては決定力の差だと思います。金山選手のゴールはスーパーゴールですよね。後ろから来たのをあれだけのスピードで走り込んで、それで合わせるというのは。普通のレベルであれば、本当に10本に1回くらいできるかというくらいのレベルのものだと思います。自分たちもゴレイロとの1対1の場面が前半後半合わせて合計4本ありましたが、決めきれなかったです。

Pivo!:デウソン神戸より移籍入団をした山元優典選手・山蔦一弘選手がベンチの雰囲気をよくしているようですが、監督としてもそういう印象はありますか?

保田:ありますね。本当にやっぱり、2人ともチームに影響を与えてくれています。山元に関しては率先して100%試合にも戦う姿勢を持って臨みますし、山蔦に関してはムードメイカーです。声がけであったり、2人がいい雰囲気をつくってくれています。

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