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無料記事[Fリーグ2016/2017第14節]アグレミーナ浜松・保田健二朗監督「名古屋戦はすみだ戦以上のゲームをしたいと思います」(2016/10/18)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第14節
フウガドールすみだ 2-1 アグレミーナ浜松
2016年10月14日(金) 墨田区総合体育館 観客数:1,308人
[得点経過]
1-0 02分07秒  すみだ 11   清水和也
2-0 05分33秒  すみだ 8   太見寿人
2-1 34分48秒   浜松    22   野嶋倫

 

中断明け初戦となったこの試合。
アグレミーナ浜松(以下浜松)は開幕戦でフウガドールすみだ(以下すみだ)に0-9と大敗をしていた。
開幕戦での記者会見では保田健二朗監督は以下のように語っていた。
「0-9という大敗となりました。要因の1つは前半の早い時間帯で失点をしてしまい、後半も同じく早い時間で失点をしてしまったことです。前半は0-2という結果で慌てる状況ではなかったのですが、後半に入って、3失点目と4失点目でプレーの質が落ち、ミスが多くなり、ゲームが難しい展開となりました。昨年の開幕戦は府中を相手にこういう試合をしました。今年も同じだと思われるかもしれないですが、開幕に向けてやってきたことはできていました。悲観的にならずにこれからも続けていきたいと思います」

今節は結果的には2失点の後にそのまま崩れずに3失点目を獲られないまま、1点を返すことに成功し、その後、パワープレイですみだのゴールを脅かしたものの、追加点は奪えずにそのまま試合は終了。
今回もすみだに敗退を喫することになり、得失点差はマイナス1でポイントを得ることもできず、浜松としては非常に悔しい結果となる。
しかし、銀島選手をケガで欠くものの、三井選手という新戦力に野嶋選手の復帰というプラス要素もあった。
また、ゴレイロ岩﨑選手は9節以来の出場となったが、後半から出場し、好セーブを見せ少し流れを変えた。

野嶋倫選手は全日本フットサル選手権でケガをし、シーズンオフで手術をした。8節で初のベンチ入りも果たすものの、ピッチに立ったのは今節が初となり、今シーズン初の公式戦となった。

2勝2分け10敗で現在11位の浜松。中断直前のセントラル3連戦は3連敗で合わせて現在6連敗中の浜松は次節、王者の名古屋オーシャンズとの対戦になる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は保田健二朗監督の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

 

 

保田健二朗監督
「開幕戦で0-9と屈辱を味わった首位のすみださんとの対戦でしたが、全体として今回の試合に関して、ディフェンス面をクローズアップしてトレーニングしてきた中で、前半、立ち上がりから中盤にかけて、なかなか悪い状況の中、2失点してしまいました。ただ、そこからはやってきたことがところどころ見えてきたので、結果、1点差という中で、こちらもチャンスメイクもいくつかできたので、そういったところをトレーニングして伸ばしていきたいと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:府中アスレティックFCからレンタル移籍をして、初の試合となった三井選手の評価を教えてください。

 

 

 

 

 

 

保田:うちには長年ピヴォという選手が(なかなか)いなかった中で、初めてピヴォらしいピヴォという選手が入ったので、そういうところではすみださんの早いプレスの中で、前でボールをキープして、高い位置でボールを収めるというところで、期待したことはやってくれたと思います。ただ、そこのパスが出るまでのところが、やはりまだチームの中で、コンビネーションが整ってはいないので、そこはもうちょっと今後、やっていけば合ってくると思います。

Pivo!:ケガ明けで(ベンチには最近入っていたものの)今日久々にピッチに立った野嶋選手の評価を教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

保田:あれだけ長期の離脱をした中で、もともと持っているスキルが変わらない不思議な選手なんですが、ちょっとディフェンス面に関して、今日の試合は出遅れる部分というのが多々見えたので、そういったところもまた練習の中で戻していければと思います。

 

Pivo!:中断期間で修正を加えた部分を教えてください。(今日の試合は)ディフェンスでポジショニングとプレスが異なっていたように感じました。どこを変えたのか教えてください。

 

 

 

保田:ディフェンスで変えたところは取りどころを限定するということ。それと、つぶし方です。後半に関してはところどころ、そういうところが出たと思います。ただ、そこの中でまだ出遅れている部分がありますので、今後の課題にしてやっていきたいと思います。

 

 


後半はゴレイロを石黒紘久選手から岩﨑雄大選手に交代する。岩﨑選手は9節以来の出場となったが、好セーブも見られた。浜松のディフェンスの踏ん張りとすみだの決めきれないところも重なり、結果的に後半に関してはゼロでシャットアウトすることに成功した。しかし、パワープレイではすみだの粘り強いディフェンスにより追加点を奪えずに浜松は敗退となった。

 

次節への抱負。

保田健二朗監督
「次節は名古屋(オーシャンズ)さんが相手ですので今日と同じ、もしくは、今日以上の厳しさがあると思います。今日は負けたとはいえ、熱いゲームができたので、これで終わらないように来週もこれ以上のゲームをしたいと思います」

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