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[Fリーグ2016/2017]シュライカー大阪・加藤未渚実選手「日本代表も意識した中で得点を獲ることは必要になります」(2016/10/29)

 

現在8連勝中のシュライカー大阪。15節を終え(第7節は未消化)14試合を消化し、順位は2位。
その好調のチームのキープレイヤーの1人である加藤未渚実(かとう・みなみ)選手。
リーグ序盤・第4節のフウガドールすみだ戦の試合後に加藤選手は今シーズンの目標として「今シーズンは20ゴールを目標にやっています。細かいところでいえば、1対1の局面になったら、8割方シュートで終われるようにしたいなと思います。存在感を出すという意味でもそうですし、シュートで終わらないとカウンターになってしまうので。セグンドでもいいですけど、点につながるようなプレイを1対1からつなげていければと思います」と語ってくれた。
2016年4/22~24ウィングアリーナ刈谷(愛知県)で国際親善大会で初めてフットサル日本代表候補に選ばれ、地元で雄姿を見せた加藤選手はブルーノ ガルシア監督の新体制であるフットサル日本代表のもとでも再び候補メンバーとして招集された(10/24~26名古屋トレーニングキャンプ)。

以下の記事は中断明け初戦となった第14節バルドラール浦安戦のインタビューを中心に構成される。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

 

 

 

Pivo!:中断期間でのコンディション管理について。

加藤:休みが長いと体力が落ちてきてしまうので、練習試合や紅白戦において、心拍数を上げて、神経系を刺激してやろうと意識をしていました。中断明け初戦のバルドラール浦安戦では中断前と同じかそれ以上のキレを目指して準備をし、臨みました。

 

 

Pivo!:中断期間中、オールスターに選ばれて。

加藤:本当に選ばれたことは光栄です。選ばれるとは思っていませんでしたが、選ばれたからにはいろいろなことを吸収しようと思っていました。

Pivo!:名古屋セントラルの時点で、オールスターの順位がチーム内1位となっていました。出場が現実的になってきた中で、オールスターに出たい理由はほかの選手から学びたいことがあったからとのことで、1番出る目的はうまい選手とプレイするチャンスをつかみたい、経験値を上げたいとのことでした。

加藤:特にシンビーニャ選手と出たかったです。ピヴォでありながら、アラでも仕掛けられてうちのチアゴ選手とはまた違うタイプでした。シンビーニャ選手が仕掛けたら僕がピヴォに入ったりとか、こういうプレイヤーだったら、自分はこういうポジションに行けばいいのかと話したり考えたりしました。違うタイプのFリーグのトッププレイヤーとやり、自分の中でまた世界が広がりました。
あとはポジションはかぶりますが、ロドリゴ選手。左利きで、遠いところからシュートも撃てて、インパクトもあります。同じ左利きとして、こういうふうにシュートまで行けるのだなといろいろなことを学びました。

 

 

Pivo!:いつもやっていますが、オールスターでもダブルタッチをしていました。“魅せない”といけないなという意識の元でしょうか?

加藤:オールスターというとこもありましたが、自分の特徴といったら、1対1の部分ですので、反射的といいますか、抜くための手段としてやりました。

Pivo!:個人的にはシャペウをやってほしかったです。

加藤:結構思った以上にプレッシャーが強かったもので・・・。その中でもボラ選手はああいう試合で“魅せれる”のは特徴・ポテンシャル・格の違いを見せつけられました。1レベル違うなと。

 

 

Pivo!:中断期間初戦となったバルドラール浦安戦を振り返って。

加藤:今日のバルドラール浦安戦はイエローカードを3枚もらっていまして、今日もらってしまうとフウガドールすみだ戦に出られないので、イエローカードは絶対もらわないでおこうという意識が強かったです。今日の試合は1対1でかわせたシーンはありましたが、ラストパスだったり、シュートを撃つというところでオプションがなかったこと。決めきれなかったことが悔やまれます。

 

 

Pivo!:アシストのシーンを振り返ってください。

加藤:ハーフタイムでディフェンスはボールに寄せることを再確認して、ボールに強く行った中、高い位置でボールを奪えたので、そこで前を見たら、チアゴ選手がいたので確実性を取ってチアゴ選手に出しました。

 

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