[Fリーグ2016/2017第25節]シュライカー大阪・小曽戸允哉選手「メンバー外の選手は上がって来たというよりは持っている力を出してくれているということだと思います」(2016/12/23)
SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第25節
バルドラール浦安 5-6 シュライカー大阪
2016年12月17日(土) 浦安市総合体育館 観客数:1,113人
[得点経過]
1-0 01分36秒 浦安 27 チュス
2-0 10分29秒 浦安 33 ケニー
3-0 12分47秒 浦安 5 小宮山友祐
3-1 23分18秒 大阪 5 アルトゥ―ル
3-2 28分15秒 大阪 12 小曽戸允哉
3-3 29分49秒 大阪 5 アルトゥ―ル
3-4 32分23秒 大阪 11 チアゴ
3-5 32分53秒 大阪 26 加藤未渚実
3-6 36分44秒 大阪 11 チアゴ
4-6 38分00秒 浦安 20 野村啓介
5-6 39分41秒 浦安 8 加藤竜馬
勝負どころで2ゴールと今節も勝利に貢献したチアゴ選手。
シュライカー大阪(以下大阪)は18試合負けなしとなり、プレーオフ進出決定となったこの試合。
次節はホームでのフウガドールすみだ(以下すみだ)戦となる。
第1戦に関してはすみだがホームで、すみだの勝利。2戦目は大阪ホームにて大阪の大差での勝利であった。
2戦目に関して、木暮監督はその次節第16節(デウソン神戸戦・中断明け3試合目)の試合後に以下のように語ってくれた。
「前節に関しては選手にも映像で観せましたが、いわゆる彼らの代名詞のトランジション、切り替えゼロ秒というスローガンは聞いたことがありますが、あの試合に関していえば、彼らのゼロ秒を基準にしたら、僕らはマイナスだったんじゃないかなという話はしましたし、実際に映像を切り取って、彼らのストロングポイントを上回ったからこそのあの結果だったのかなと思います。少なからずお互いにとって影響力のあるゲームであったことは間違いないです」
以下は16節後の小曽戸選手とヴィニシウス選手のインタビューより。
すみだ戦について、小曽戸選手は「前節のすみだはいつものすみだでしたか?」という質問に対して「前回のすみだはいつもどおりのすみだでした。その中で得点を積み上げることができて、本当にカウンターであったり、相手のよさをつぶすことができました。そこで自分たちがさぼらずに守れたのが勝因で、すみだが調子悪いというよりは自分たちがいい試合に運べたと思います」と語ってくれた。
ヴィニシウス選手は「2-1の(数的有利の)ときに柿原選手が止めていたし、僕たちはチャンスを決めれたし、トランジションも頑張っていたし、後ろと前としっかり走れてた」と振り返ってくれた。
シュライカー大阪のゴール数の多さに関しては16節後に小曽戸選手は「今は入ってますが、これがいつ入らなくなるかはわかりません。今はゴールが入っていて、いい状態です。自分たちはどことやっても負けない気持ちはありますし、それを結果で示していかないといけないと思います」といい、ヴィニシウス選手は「今年は僕だけでなく、小曽戸選手もチアゴ選手もチャンスがあって、決めている。連勝してチームは自信が持てている。でも、誰が獲れている。誰が得点王になる。誰がMVPを取るかは関係ない。今年の目標は優勝なので」といった。
中断期間は実戦がなくコンディションを保つのは容易ではないはずであるが「中断期間明けもチームが衰えないことについて」は小曽戸選手は「いいメンバーがそろっているのはベンチに入った12名だけではなくて、メンバー外も含めてのことなので、紅白戦にしろ、練習にしろ、しっかり高いモチベーションでやれているので、そういった積み重ねが試合に出ています。メンバー外がモチベーション落としたり、レベルを落としてしまうとこういう結果にならないと思うので、チーム一丸という表現が正しいかなと思います」といい、ヴィニシウス選手は「いい練習・プレーできている。メンバー外がモチベーション高かったら、僕はもっと高く上げないといけない。グループの中はみんな友だちだけど、たくさん対決ある。誰がメンバー入れるか。スタメンになるか。リーグが長い中、ケガもある。メンバー外がもしモチベーション下がったら、僕たちが引っ張らないといけない。リーグ優勝するためには絶対に全員の力が必要。12名にメンバー外・得点している人だけでない。スタッフも含めて全員が力を出さないといけないです」という。
「優勝について」は小曽戸選手は「いいメンバーがそろって、いい試合ができていますけど、1試合1試合しっかり戦っていくことでしか得られないと思います。自分たちは強いと勘違いしたら、すぐに落ちていくと思います。しっかり戦っていくことが大事だと思います」といい、ヴィニシウス選手は「僕たちが集中しなかったら、連敗していまう。本当にFリーグはレベルが上がって簡単な試合はない。どの試合でも戦わないといけない。集中しないといけない。優勝するためには毎日練習しないといけない。その中でうまくいかないことは理解しないといけない。それを続けないといけない。僕らがリラックスしたら、すぐに優勝はなくなる。いいメンバーそろっているからこのチャンスはつかまないといけない」といった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤
以下は、小曽戸允哉選手の第25節終了後の個別インタビュー。
Pivo!:ゴールシーンを振り返ってください。ループシュートでした。
小曽戸:(加藤)ミナミからいいボールが来ました。キーパーは下を消してくると思ったので。うまく行ってよかったです。
Pivo!:加藤選手へのアシストシーンも振り返ってください。
小曽戸:その前に足をかけられていましたが、ミナミがセグンドにいるのがわかっていたので、持ちこたえて、パスはちょっと浮いてしまいましたが、ミナミがしっかり決めてくれてよかったです。
Pivo!:今日の試合を振り返って。前半はセットで回して、後半は形を変えて、小曽戸選手はずっと試合に出ていました。
小曽戸:クアトロでやったり、チアゴがいる時間・いない時間でセットが変わったり、やり方が変わったりする中で、自分としては今までいろいろなやり方をして、戸惑いなくやれたかなと思います。後半よかったところというよりは前半の0-3になったところだと思います。そこからひっくり返すことができたのはプラスに考えて、まずはそうならないように、自分たちが主導権を握って試合を進めれるように試合運びをしていかないといけないのかなと思います。
Pivo!:前節と同じで先に失点されてしまうという入りの悪さについて。
小曽戸:今日に関しては入りの悪さというよりは自分たちが決定機を決めれなかったところが大きかったと思いますし、違った展開になったと思います。ただ、相手が自分たちの裏を狙うことを徹底してやって来て、それから失点してしまったので、そういうところに関しては自分たちのディフェンスをもっと集中してやらないといけないと思います。
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