【サッカー人気1位】天野純が復帰。新たに背負う番号は『39…

デジタルピヴォ! プラス

[無料記事 / ピヴォチャンの魅力を語ろう!]2016年全国大会優勝 猛牛打線・荻窪孝監督「今でも選手として出たいなぁって思う大会ですね!」

選手として苦渋をなめてきた荻窪孝だったが2016年、監督として初めてピヴォチャン優勝を経験した。

 

ベテランから若手まで。バリバリの競技系チームから寄せ集めの1DAYチームまで実にさまざまな選手、監督がピヴォチャン全国大会の舞台に立ち、数多くのドラマを紡いできた。今季も2月12日の四国大会(募集完了)で施設予選の幕を切るが、それを前に監督や選手にピヴォチャン体験を語ってもらおうというのがこの企画だ。第1回目は、2016全国大会で、「ブラックショーツ」を破って優勝した「猛牛打線」の荻窪監督にピヴォチャンの魅力を語ってもらった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

[おぎくぼ たかし]
横浜市出身、1981年1月22日生まれ。 
[フットサル選手歴]FC SOCIOS→BlackShorts→ P.S.T.C.LONDRINA→湘南ベルマーレフットサルクラブ→FIRE FOX 府中→ フウガすみだ。
[現職]フウガドールすみだ(Fリーグ)のテクニカルコーチをはじめ、同下部組織バッファローズ(東京都1部)監督、ファルコンズ(U18)&ウイングス(U15)テクニカルコーチ、エッグス(U12)監督を兼任。
※ちなみに、「猛牛打線」はフウガドールすみだバッファローズのイベントチーム名である。

 

「フウガすみだ」で出た2013年全国大会決勝で「カフリンガ」の前に涙を飲む

ピヴォチャンの全国大会には選手時代、結構出てますね。
選手として一番印象深いのは、4年前(2012-2013大会)の決勝戦ですね。「カフリンガ」と「フウガすみだ」で優勝争ったとき。あのとき、出てました。準決勝でカフリンガはリガーレ東京に競り勝って、うちは「お前が舵を取れ」を破って決勝に進んで。でも試合は結局、ブザービーターかなんかで、カフリンガに決められて負けました。悔しかったですね。

実は、このときの予選リーグで僕、「FOOTBOZE FUTSAL」の清水和也(現フウガドールすみだのピヴォ)と対戦してるんです。そのときの、僕と和也が競ってる写真が載ってて。今でも保存してありますよ。見ます(笑)?

 

【ピヴォチャンマッチレポート】決勝 カフリンガ東久留米×フウガすみだ 劇的なゴールで大逆転! カフリンガ栄冠への軌跡(2013/5/15)
https://www.targma.jp/pivoplus/2013/05/15/post3474/

 

2013年大会の予選リーグで「FOOTBOZE FUTSAL」時代の清水和也と競り合う「フウガすみだ」の荻窪孝。当時17歳の清水はその後、フウガドールすみだのピヴォとしての活躍が認められて日本代表に選出された。

 

「ナメック星人」で出たときは予選で負けた気がします。星翔太とか、結構豪華なメンバーそろえたんですけど、負けるっていう(笑)。確か、ありましたね。もう6、7年くらい前のことですけどね。

直近では、2015年大会も出てます。その昔ファイルにいた佐藤ヨシくんたちと、はい、「ルイーダの酒場」で。「BRB」の人が多かったですが、予選リーグで負けてしまいました。人数足んなくて急きょ参加して、合わせるも何もできなくて、しかも自殺点もしました(笑)。
そんなわけで、選手としての優勝経験はないっすね。
でも、ルイーダの酒場もそうだし、ナメック星人も、ピヴォチャンらしい1DAYチームで出て。それだけに懐かしさはありますね。

一発勝負の難しさと先制点の大事さ

ピヴォチャンの難しさ、ですか?
ナメックで、豪華なメンバーで行ったときかなぁ。なのに予選敗退して。
いやあ、やっぱ、若干コートが狭いっていうのと、あと、時間が短い。っていう難しさっすよね。あとやっぱみんな、一発勝負っていうか、予選から負けたら終わりみたいな感じで臨んでくるんで、勝ちに徹してくるし。それと1DAYに臨むときって人数が少ないじゃないですか。いっぱい呼んでもあまり試合に出れないから多分、人数切り詰めると思うんですよね。
そうすると自然と戦い方も省エネの引いて守るとか、そっちのスタイルになりやすいのかなっていうのもありますよね。そうすると逆に、なんていうんですか、引いて守ってカウンターがすごい生きて、結局そのナメックの豪華メンバーで行ったときは引いてカウンターでやられました。
慣れない試合で、先制されると焦って、点が獲りたくて前がかりになると奪われてカウンターを食うという形になりやすいんですよ。
ナメックはみんなうまかったから押し込めるじゃないですか、で、押し込んでボール奪われたところでカウンターでやられちゃって負けちゃいました。

メンバーは、星翔太がいて、内田淳二が当然のごとくいて、星龍太もいたかなぁ。田中ともきはいたかな。いや、メンバー結構すごかったっすよ、ピヴォチャンの優勝を取りいってましたから。絶対優勝できるって思ってましたし。

引いて守れば押し込まれるし、点獲られたら今度は前掛かりになって逆に相手にカウンターを食らう。
そうすると、そうならないためには、先制点がいかに大事かです。先制点獲れれば自分たちのペースで戦えるし、その意識を高く持って臨むべきですね。そこが一番大事です。今振り返ればそういった戦い方がピヴォチャンで得た教訓ですよね。

苦しい試合で生きた切り替えの早さ

一方で、今回は猛牛打線(フウガドールすみだバッファローズのイベントチーム名)の監督として一応、若い選手を指揮する形で臨んで、ピヴォチャン制覇できました。
そこで1DAYの難しさをすごく感じましたね。選手のときはそんなに感じてなかったですけど。

具体的にですか?
やっぱり試合時間が短くて、先制点がものすごく大事になってくるなと思います。
選手の時は、どんどん点獲ろうみたいな感じでしたけど、やっぱり監督からすると、まずはしっかり守りたいなと。守備からしっかりさせて入ってかないと、簡単にセットプレーとかでポーンといきなりやられちゃうと、もう相手に主導権を握られちゃうんで。

確か予選とかでも、結構先制されたりして、そっから追いついて逆転とか多かったと思うんですよね、ピヴォチャンでは。
準々決勝は「TOKISAI」って日系のチームで、すごい接戦だったんですが、あそこを勝ったのが優勝へのポイントの1つだった気がしますよね。
TOKISAIはピヴォのエースが大当たりして、チーム全体がすごい盛り上がっていて、負けてもおかしくない試合でした。エースの10番のでかい選手がもう止めらんなくて。ブラジル人チーム優勝かって、観てる人は思ったんじゃないですか? でも、うちがなんとか追いついてPK戦に持ち込めたので良かったです。

この試合の前まで、結構攻撃のところは手を加えて練習でやってたんで。だから失点してから、もう行くしかないって感じで、リスク懸けれたと思うんすよね。
あと、切り替えはそんなに相手も速いわけじゃなかったから、最後に追いついたゴールもボールが切れて、マイボールかマイボールじゃないかって、言い争ってる間に、うちがすぐリスタートして、ゴールを獲ってたと思います。

つまりは、切り替えの早さという日ごろの練習の成果がここでも出たわけです。狭いコートだからそこが生きたって感じですかね。

 

[ピヴォチャン2016]全国大会・準々決勝4試合動画アップしました!
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1646616862327392&id=100009372833826

 

そこで見えてきたのは、絶対にあきらめないメンタル、切り替えの徹底。点を獲るしかないときはリスクを懸けていく姿勢。 集中と切り替えの早さがあれば、相手が疲れてきている時に、準備が遅れたところを突いて徹底してやっていく。そこがあの試合だけに限らず大事なとこでもありました。

試合後に選手たちが、もう、みんな負けたと思ったといってた。ブラジル人の10番のピヴォ、やばいっす、止めらんないっすって試合中みんな言ってたくらいだったからあきらめずに戦いきったところが勝因ですね。

決勝は神尾、杉本らベテランが支えに

どうにかTOKISAIに勝って、準決勝でも「あがりゃんせフットサルクラブ」に4-0で勝って、決勝に進むことができました。でも決勝戦はリードしながら終盤追いつかれちゃって。

苦しい戦いでしたが、決勝戦でのポイントとして、神尾(佳祐/前フウガドールすみだ)が出てたんですね。選手兼コーチの金川は初日の予選リーグだけで、この日はいなかったんですけど、神尾とゴレイロの杉本のともに32歳のベテラン2人がいたことが良かったのかなと思います。やっぱり、ずっとフウガでやってきた選手で、メンタル的なところで強気に発言できるし。みんなをリードできるし、もう行くしかねーぞ! みたいな、なんていうんですかね。心の割り切りを多分、できるような声がけを彼らはやっぱりしてくれたんで。そういう危ない試合でも気持ちを上げてくれましたね。

若いチームならではのある種、心の迷いみたいなものが出たときに神尾たちがみんなを支えてくれましたね。それは間違いありません。

監督としても厳しい局面で、かける言葉ですか?
そうですね、選手を納得させるというか。
いったら、プレーの部分の切り替えもそうですけど、気持ちの方の切り替えもすごく大事だと思うんで。
試合時間も短いんで、沈んでる時間なんてない、やるしかない、予選は特にランニングでどんどん時間が過ぎていっちゃうから1つの目的に向かってチームを1つにするうえでも選手を納得させるというのは大事だと思います。
これは、子どもの指導をするときも大事にしている部分です。

声出しで生まれるチームの一体感

ピヴォチャンからはちょっと離れちゃいますけど、僕の監督としての指導方針の話をさせてください。

フウガの指導では、やっぱり一番は先ほど言った、切り替えのところ大事にしています。
プレーのところでもそうだし気持ちのところもだし。そこの切り替えってすごく難しいと思うんですけど、自分のミスを人のせいにしない、人のミスに対してもグジュグジュ言ってる時点で、切り替えできてないわけじゃないですか。
そうなって失点とかしたら、もう取り返しがつかないし、そんなのもやっぱり切り替える。
だから審判のジャッジに対してとかも、納得いかない部分とかももちろんありますけど、そういうのを言ってるよりも次に気持ちもプレーも切り替えていくっていう意識とメンタリティーが大事かと思います。

そうなってくると、自然と声もプラスの言葉になって切替につながってくるんですよ。
スクールとかでもそうですけど、声を出す、コミュニケーションを取る、そういったことにつながって良くなってると思いますね。

でも今の子って、なかなか声出せないですけどね、
単純に声出すのを恥ずかしがる子もいるし、人前で発言って緊張するけど、自分の頭の中で考えが整理ができてないから声を出せないのか。
そんな要素があると思うけど、それはバッファローズの大人世代になっても一緒です。
そういう選手はプレー中にも声を出せないです。
プレー中に声を出すのって、プレーの先を予測していないと声を掛けできないからすごく難しいと思ってます。
なので、まずプレーしていない時からちゃんと声を出すことを心掛けることが必要だと思います。
だから子どもたちにはまず、挨拶や返事や質問など、発言させる、声を出させるというところからスタートしてます。声を出すということは自分の考えをまとめるトレーニングにもなるので、大事なことだと思いますね。
ホントに、元気良く挨拶だとか、ゴール決めたあと、喜ぼう! とか、そういう感情を表現することがいい選手になる近道だと思います。決めた選手を祝福し、決めた選手はチームメートと思いっきり喜び合う。そこにチームの一体感が出てくると思うんですよ。それがチームワークですから!

事実、そういった声や表現ができるようになるだけで、プレーもすごく変わりますからね。すごく積極的になるし、ものすごく変わる選手もいますね。静かだった子が、声出してプレーもどんどん自信を持ってやるようになるし、改めてすごく大事だなあって。

いい意識を持たせる、僕は子供も大人も変わんないと思ってるんです、基本的には。
何歳でも意識が変われば成長できると思います。

 

ピヴォチャン2016決勝戦の動画をアップしました!
https://youtu.be/zzagDzmtNV0

 

体の大きい相手とどう戦うか

二連覇に向けて心がけるべき点は、すでに話に出てた試合時間とかコートサイズとか。そういうことを考えたうえでの戦い方っていうところがまず第一ですね。その基本的なことを頭に入れたうえで一試合一試合戦っていく。注意することはそこですね。

また具体的には、日系人のチームのときに厳しい戦いを強いられましたけど、体の大きい選手との戦い方ですかね。TOKISAIの10番デカかったし、めっちゃ強いですし。そういう相手との1対1で負けてしまうようなところで、チームとしてどのように対応していくのか、すごく大事ですね。いかに、助け合いができるか。

体の大きい相手に対して小さい選手で戦う難しさは、今年の全日本選手権の都大会のゾット戦でも僕は感じたところなんですけど、ゾットは体が大きかったので、ピヴォやアラの1-1とかもなかなか勝てませんでした。
結局、先制したけど試合も逆転されてしまいました。
1-1で勝負だけではなく、例えば早め早めにボールをさばいてサポートをよくするとか、単純に相手が大きい分、圧力もあったと思うけど、流れの悪いときこそシンプルな攻撃の仕方に戦い方を変えれたのかなって思ってます。

そこはやっぱりもっと僕が示して、変えられたら結果も変わったかもしれないし。
示してたつもりだったけど、なかなかプレーに出ていなかったので難しかったのかなと思います。
体は小さくてももっと戦えるようにしないといけないなって、改めてフィジカルの部分は個人でもチームでももっともっと練習からやらないといけないし、やっぱりトップへ行きたいなら、球際での戦いで負けないとか、単純なことですけどそう思いました。

二連覇の権利を持つ唯一のチームとして全力で戦います!

ピヴォチャンは、彼ら選手の力で勝った大会でした。それだけにすばらしかったと思います。
“オメーら、どうせ負けんだろ!”ってハッパかけてたんで、逆に、頑張りましたね。そういった意味では自分たちで考えて、責任を持ってプレーできるように少しずつなってるのかなって思います。
最近、僕はまた改めてそこを感じているところなんです。だから最近は月に1回は、練習も僕行かないで選手にコーチ役やらせたりとか練習前にしっかり自分が考えてることを話させたり、指示させたりさせてます。
もちろんメニューは前もって確認してますけど。

 

ピヴォチャンは、民間大会らしい不思議な大会ですよね。
競技系のチームがそのまま出てきたり、普段は敵として戦ってるけど、仲のいいプレーヤーがピヴォチャンのためにチーム組んできたり、ナメック星人なんてその典型ですよね。しかも、マリーシアに富んだ日系のチームが出てきたり。

僕なんか、レベルの高い大会、おもしろい大会、逆のいい方をすると全く気の抜けない大会、という意識で臨んでいます。
今でも選手として出たいなぁって思いますもん。
やっぱりうまい人たちと対戦できるのがおもしろいし。あとはナメックとかで普段は一緒にやらない選手たちと一緒にできる大会っていうのもすごく楽しいですよね。

今季は、シードチームとして出させていただくし、現時点で2連覇の権利を持つ唯一のチームとして、選手一丸となって楽しみながら全力で戦います!

応援、よろしくお願いします!!

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック