[Fリーグ2016/2017第31節]シュライカー大阪・木暮賢一郎監督 「毎年の名古屋の成績を見ると年間それだけの勝ち点を取るためには何が必要かなと考えてチームづくりをしました」(2017/2/10)
SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第31節
シュライカー大阪 5-4 湘南ベルマーレ
2017年2月4日(土) 大阪市中央体育館 観客数:2,040人
[得点経過]
1-0 02分17秒 大阪 10 ヴィニシウス
2-0 10分14秒 大阪 5 アルトゥ―ル
3-0 14分28秒 大阪 9 奥田亘
3-1 19分09秒 湘南 15 鍛代元気
3-2 22分06秒 湘南 9 近藤純也
3-3 28分20秒 湘南 10 ロドリゴ
3-4 35分03秒 湘南 10 ロドリゴ
4-4 38分24秒 大阪 10 ヴィニシウス
5-4 39分09秒 大阪 17 今井翔
この試合はケガの加藤未渚実を欠き、
チアゴもリーグ1位の結果を受けて、コンディション調整のため、急きょベンチ外とした(前日練習ではメンバーの予定であった)。
試合後、リーグ1位のセレモニーが行われた。
決勝ゴールを決めた今井翔がオービットHERO賞を獲得する。
この試合の先制ゴールがヴィニシウスの200ゴール目となった。同点ゴールで通算201ゴール目を決めた。
この試合の2ゴール目はアルトゥ―ル。
ゴールこそなかったが、永井義文の復帰も大阪にとって好ニュースであった。
加藤がケガの今、仁井(20歳)の活躍が期待される。
この試合のゲームキャプテン・村上哲哉は試合序盤から気持ちを見せる。
大阪の3ゴール目は奥田亘のボレーシュート。ベンチは最高の盛り上がりを見せた。
パワープレーからヴィニシウスが同点にすると、今井が土壇場、残り1分弱で決勝ゴールを決め試合を決めた。
以下は、木暮賢一郎監督の記者会見後の個別インタビューとなる。
まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤
Pivo!:結果的には前日の練習が生きた試合となりました。
木暮:そうですね。スカウティングとトレーニングがうまくリンクした展開と結果になりました。
Pivo!:冨金原徹選手は失点こそしましたが、なかなか試合に今シーズン出れていない中で非常に高いパフォーマンスでした。
木暮:冨金原に関しては、キーパーコーチの定永ともずっと話をしていて、いいトレーニングもしているし、チャンスをと思っていたときもありました。
Pivo!:勝っていたのでということですね。
木暮:キーパーというポジションは替えずらいですし、試合中に替えるのは僕は好きではないので、どこかのタイミングで替えるとしたら、負けるかとか、何か決まった後にチャンスを与えようとは思っていましたので。
Pivo!:たまたま条件が2つそろったということですね。
木暮:そうですね。それは本人にも大分前から決まったら最初の試合で使うから準備しておくようにと伝えていました。
定永久男ゴレイロコーチは第21節後のインタビューで冨金原について以下のように語っていた。
「シーズン前に彼と監督と話しましたが、経験はほかの選手と比べて本当にすばらしいものを持っています。その経験は柿原が持っていないもので、チームに与える影響はすさまじいものがあると思っています。そのうえで彼には試合に出ること、競争も要求してますが、試合に出れなくても仲間を鼓舞できる選手だと思います。監督も信頼していますし、出たときはすばらしいパフォーマンスをすると信じています。彼の準備力・経験・鼓舞する力を常に求めています。練習でもその姿勢はすばらしいですし、いわなくてもできるのでチームを助けてほしいなと思っています」
Pivo!:今井選手にしても、奥田選手にしても今回の活躍は今後のケガ人のことなどを含めてもポジティブな結果でした。
木暮:いつも話をしていることになりますが、シュライカーのすべての秘訣は練習しかないと思っています。1番いい練習をしていること。いい練習というのはトレーニングの中身ではなくて、全員がいいモチベーションで競争してプロフェッショナルに日々取り組むことだと僕は思っていますので、そういう意味で彼ら2人だけではなくて出場機会の少ない選手は本当にプロとしてトレーニングをしてくれていますので、そういう努力であったりそういう姿勢がこういう少ないチャンスの中で結果が出たのはすばらしいことだと思いますし、チームとしてもそういうことが起きるのはすばらしいなと思います。
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