無料記事［Fリーグ2016/2017第32節］バサジィ大分・吉武茂郎監督「大分というのはやれるチームだとホームでしっかり見せて勝利で締めくくりたいなと思います」（2017/2/14）

2017年02月14日 18時48分　
カテゴリ： Fリーグ2016/2017 • ★無料記事
タグ : pickup

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第32節
府中アスレティックFC　２-１　バサジィ大分
2017年２月12日(日)　町田市立総合体育館　観客数：1,730人
［得点経過］
1-0　08分20秒　府中　21 柴田祐輔
1-1　12分43秒　大分　15 森村孝志
2-1　27分44秒　府中　８ 上福元俊哉

古巣の府中アスレティックFC（以下府中）のメンバーに胴上げされる小檜山譲選手。
小檜山譲選手は周知のとおり、この試合の２日前・2017年２月10日に今シーズン限りの引退を発表した。全日本フットサル選手権も残ってはいるが、リーグでは最後の古巣対決となった第32節。小檜山選手は2011年から2015年まで府中アスレティックFCに在籍をした。
誰からも愛される人柄であり、府中からバサジィ大分への移籍（再入団）も非常に円満な流れであったことがうかがわれる瞬間であった。

今シーズンを振り返る吉武監督と仁部屋キャプテンからは”あと１歩””あと１点””内容は悪くない””惜しい”という表現が出た。
今シーズンのバサジィ大分（以下大分）の試合結果は確かに１点差・２点差での負けが多い。夏の名古屋セントラルでは名古屋オーシャンズとの死闘もあった（結果は０-１）。悪くいうと競り負けて勝ち点を落としているともいえる。非常に能力の高い選手が多い中で今シーズンは悔しい結果となった大分。全日本フットサル選手権での活躍を期待したい。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

以下は吉武茂郎監督と仁部屋和弘選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

吉武茂郎監督
「今日は選手がアグレッシブに戦ってくれたと思いますが、やはり細かいミスが失点につながったりとか、よく守ってはいるけど、細かいミスでディフェンスのズレが生じてというのは修正しないといけない点だなと思います。遅いとは思いますが、チームは少しずつよくなってきているとは思います。リーグ戦は本当に力不足だったと思うのですが、選手権に向けてみれば、今日の結果だったり内容をしっかりつなげていかないといけないなと。あとは府中にはプレーオフを頑張ってもらいたいなと思います」

仁部屋和弘選手
「オフェンスに関しては少しずつチャンスの数も増えてきてポジティブな部分もあったのですが、最後の精度という部分で欠いたかなと思います。ディフェンスに関してはまだ迷いが生まれることが多々あるのでそういうところを修正してもっと精度高くやっていけたらいいなと思います」

以下は質疑応答となる。

Ｑ：今シーズン１試合まだ残していますが、プレーオフに行けなかったということで、今シーズンの総括お願いします。

吉武：まず勝てなかったというのは弱かったんだなと。シーズンを通して惜しいゲームというのが多かったのですが、惜しいなんてどこのチームもたくさんあると思います。惜しいゲームで勝てるかどうかがプレーオフに出れるチームだと思うので本当にあと１歩がチームとしてなかなか踏み出せなかったのかなと思います。内容として悪いゲームは少なかったですが、あと１点だったり、この失点を防いだりというのが多かったので、そこの集中力であったり、選手の危機感、僕の指導力がプレーオフに行けなかった原因かなと思います。

Pivo!：最終節をホームで迎えます。意気込みについて。

吉武：ホームで最終節を迎えるのは喜ばしいことです。順位・プレーオフは決まってしまいましたが、来るお客さんや支えてくれている人たちに大分というのはやれるチームだとホームでしっかり見せて勝利で締めくくりたいなと思います。

Ｑ：去年と比べて今のチームの力が落ちているように感じました。キャプテンとしてはどのように感じていますか?

仁部屋：力が落ちたかどうかは別にして負ける要因は多々あったかなと思います。他のチームとの差は細かいことの積み重ねで生まれると思いますが、普段の練習からそうですが、そういうところを極めることができなくてあと１歩の部分のところで負けたかなと。