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無料記事[Fリーグ2016/2017第32節]府中アスレティックFC・谷本俊介監督「自分たちは失うものはないですから守りに入るつもりもないです」(2017/2/14)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第32節
府中アスレティックFC 2-1 バサジィ大分
2017年2月12日(日) 町田市立総合体育館 観客数:1,730人
[得点経過]
1-0 08分20秒   府中 21  柴田祐輔
1-1 12分43秒   大分 15  森村孝志
2-1 27分44秒   府中 8  上福元俊哉

 

 

今節府中アスレティックFC(以下府中)は勝利をすることでプレーオフ進出を自力で勝ち取ることに成功する。
会場はホームの府中ではなかったが、共同開催にて町田という東京の地でほかのチームのサポーター・ファンもいる中、1,730人という観客の中、府中の勝負強さを見せつけた。
しかし、勝ち取ったことで一定の自信を持ちながらもこの試合の展開に、ここまで進出するのに時間がかかったこと。リーグ1位を取れなかったこと、チームの完成度については満足していない中、名古屋オーシャンズとファイナルではない段階で戦えることに喜びを見出す。
短い準備期間の中プレーオフでどこまでチームを強くしてできるかを注目をしたい。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は、谷本俊介監監督皆本晃選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

谷本俊介監監督
「お疲れ様でした。まずは今日、しっかりと自力でプレーオフを決めることができてホッとしています。決して、この状況で、こういう展開を満足できるわけではありません。選手にも伝えましたが、自分たちの力を考えればもっと早く決めることはできた思います。また、もっと上位争いをしなければならないという反省点はたくさんありますが、ただ苦しい中でもしっかりとチーム一丸となって、切れずに戦うことができたからこそ、最低限のプレーオフ進出は果たせたかなと。ポジティブにとらえるならば昨シーズンは最終節までかかってしまったところが今シーズンは1節残してしっかり決めることができたということは成長できたのかなと思います。ただ、プレーの内容に関してはもしかしたら去年のほうが上だったという印象もありますし、残り2週間しかありませんが、去年を上回れるように、いい意味で成長させていい形でプレーオフを迎えたいと思います。去年を超えるというのはファイナルで優勝するだけです。我々は5位で上がりますが、それは関係なく、去年の教訓を生かして強い気持ちを持ってプレーオフで戦いたいなと思います」

皆本晃選手

「試合の話は監督がしてくれたので僕からはプレーオフの話に移りたいなと思います。1週間早くプレーオフの全チームが決まりました。プレーオフについては皆さんにも盛り上がる方向に協力してもらいたいと思っています。4チームは決まりましたからポスター作ってほしいですし、さら再来週の金曜に5時から名古屋と戦います。この試合に勝てば歴史は大きく変わります。ただ、金曜の5時、歴史が変わるかもしれない瞬間に300人の観客では正直笑えないです。Fリーグのプレーオフは毎年観ていて、おもしろいゲームが繰り広げられますが、お客さんがまだまだ伸び悩んでいます。みんなが告知するなり集客するなり、僕も友達みんなに連絡しようと思います。プレーオフは1番おもしろくて、1番いい試合が行われます。リーグ戦では僕たちも頑張ってレベルは上げていますが、正直外れ試合もあります。これは認めるしかないです。ただ、プレーオフではないです。観たことないです。皆さんに協力していただいて、僕たち自身も打ち出していかないといけないですし、みんなでプレーオフ盛り上げていきたいです。協力していただきたいですし、僕らができることは友達を呼ぶことやSNSで発信することくらいです。メディアの皆さんは力があると思います。来週決まっていたら、1週間で急いで告知しなければいけませんでしたが、あと2週間の猶予があるので、みんなで盛り上げていきたいと思います。是非発信していただきたいです。Fリーグ・フットサル界みんなで都内で行われるプレーオフのいい空気をつくって、僕たち選手が最高のプレーを見せて盛り上げたいと思っています。プレーオフは決戦の場なので、ここで見てもらうのが1番大きいです。ムーブメントといいますか名古屋が2位でこちらに回るのは今までなかったことですし、デッドオアアライブですごい試合になると思うので協力お願いします。対談であったりなんでも対応します」

 

以下は質疑応答となる。

Q:名古屋とのプレーオフに向けて。

谷本:自分たちが100%以上120%を出さないと勝てない相手です。今シーズンは5分の1勝1敗1分けという結果になっています。この前は勝ちましたが、負けてもおかしくない試合でした。そういう意味で単純にチャレンジャーとして、自分たちは失うものはないですから守りに入るつもりもないですから。お客さんのことも含めて、観てくださる方にとって楽しんでもらえる、なおかつ、勝つために最大限攻める姿勢というものを持って戦っていきたいと思います。

Q:去年は皆本選手はいませんでした。今年はいます。2年分の彼に求めるものを。

谷本:まず、当然ピッチ上も外でも頼もしい皆本がいることは監督としては何よりも頼もしいです。彼がよく口にする持っている男というのを証明してほしいと思いますし、優勝トロフィーを掲げる瞬間を目指してタッグ組みたいと思います。

皆本:僕にはストーリーがあります。ここで優勝できる価値のある選手だと思っていますし、僕が出て行かないといけない出番だと思っているので証明したいです。自信もあります。とはいえ僕1人でやるわけではないのでみんなで力を合わせて歴史を変える戦いに挑んでいきたいと思います。

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