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[Fリーグ2016/2017プレーオフFinal Round第2戦]ぺスカドーラ町田・金山友紀選手「結果として残したかった部分もありますし、それをかなえられなかったことは本当に悔しいです」(2017/3/7)

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017  プレーオフFinal Round第2戦
シュライカー大阪 3-2 ぺスカドーラ町田
2017年3月4日(土) 岸和田市総合体育館 観客数:1,170人
[得点経過]
1-0 04分45秒 大阪 8 永井 義文
2-0 06分21秒 大阪 11 チアゴ
2-1 19分40秒 町田 10 森岡薫 第2PK
2-2 22分15秒 町田   オウンゴール
3-2 39分55秒 大阪 11 チアゴ

 

 

 


シュライカー大阪(以下大阪)は8分39秒に早くも5ファールになるものの、そのまま時間は過ぎていき、その7分後、15分35秒にはぺスカドーラ町田(以下町田)も5ファールとなる。その後、残り49秒で大阪が第2PKを取ると今シーズンリーグで第2PKのみで6ゴールも決めているヴィニシウスのシュートをイゴールが止める。すると、町田も残り21秒で第2PKを取ると森岡薫が冷静に決め、前半を2-1と1点ビハインドで町田は折り返す。

 

 


後半に入り、2分15秒で町田は篠崎がコーナーキックを蹴ると、ボールは大阪の仁井の体に当たり軌道が変わりオウンゴールの判定で追いつく。しかし、レギュレーション上、このままでは大阪の優勝が決まる中、大阪が優位の状況でそのままジリジリと時間は過ぎていく。そのままスコアは変わらない中、残り2分24秒町田は篠崎をゴレイロに置いてのパワープレーを開始する。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は、岡山孝介監督金山友紀選手の記者会見。

試合を振り返って。

 

岡山孝介監督
「お疲れ様です。シーズンを通して、大阪は本当にすばらしい戦いをして、本当に優勝に値するチームだということは、昨日今日と戦って、改めて感じました。そんな中、そういう相手にも町田の選手は1歩も引かないで互角に渡り合っていたと思いますし、力は出し切ってくれたと思うので結果に関しては、仕方がないですし、むしろこういうタフな試合を、最後まであきらめずに戦ってくれた選手たちを本当に誇らしく思っています。本当に、すごくいい経験ができたと思いますし、本当にこの2試合、プレーオフ計4試合を通して、力をつけることができたと思います。まだ選手権が続くので、そこでプレーオフで経験したことをしっかりと生かして、選手権を連覇できるように、またここから頑張っていきたいと思います。そしてまた来年も、この舞台に立てるように頑張りたいと思うので、また少しずつ積み上げて、ここに戻ってきたいと思います」

金山友紀選手

「お疲れ様です。今日の展開は、今までのプレーオフを戦ってきた中での展開とは少し違いました。相手に先制されてビハインドを背負った状態でスタートという入りでしたが、本当にそこから追いつくだけの力を見せることができたし、最後にパワープレーで失点してしまったというのは、あれは仕方ないというか、全然問題ではないと思います。そこまでのところで、年間を通して勝ち点を積み上げてきたシュライカーに対して、本当にいい試合ができたと思います。うちは勝たないといけない状況で、最後は攻めにいった中での敗戦なので、本当にメンバー自体すごく戦っていたと思いますし、チームの雰囲気も、どんな状況でも下を向くことなく、戦い抜くことができたということはプラスにとらえて、選手権でも続けて、つなげていきたいです。そして、アウェイ大阪にもかかわらず、サポーターやファンの皆さんが本当にたくさん駆けつけてくれて、そういった中で試合ができたことをうれしく思っています。それを結果として残したかった部分もありますし、それがかなえられなかったことは本当に悔しいですが、今シーズンの試合はまだ選手権が続きますし、来年もFリーグが続いていく中で、ここの舞台にまた戻ってきて、来年は自分たちがサポーターのみんなと、喜び合いたいと強く思いました。また頑張っていきます」

(残り 1706文字/全文: 3329文字)

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