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[Fリーグ2016/2017 プレーオフFinal Round第2戦]シュライカー大阪・加藤未渚実選手「オレがいたら1日目で終わっていたかもしれないと思いました」(2017/3/10)

 

 

SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017  プレーオフFinal Round2戦目
シュライカー大阪 3-2 ぺスカドーラ町田
2017年3月4日(土) 岸和田市総合体育館 観客数:1,170人
[得点経過]
1-0 04分45秒 大阪 8 永井 義文
2-0 06分21秒 大阪 11 チアゴ
2-1 19分40秒 町田 10 森岡薫 第2PK
2-2 22分15秒 町田   オウンゴール
3-2 39分55秒 大阪 11 チアゴ

 

 


ベスト5
ピレス・イゴール(ペスカドーラ町田・4年連続6回目)
アルトゥール(シュライカー大阪・初受賞)
加藤未渚実(シュライカー大阪・初受賞)
ヴィニシウス(シュライカー大阪・2年連続3回目)
小曽戸允哉(シュライカー大阪・2年ぶり3回目)

 

 

 

 

 

 

 

加藤未渚実(かとう みなみ)選手は1月28日に行われた試合中に相手選手と接触して負傷し前十字じん帯損傷・全治9か月と2月10日に公式発表された。

タイトルに使用した彼のエゴともとらえられかねない自信に満ちあふれた言葉は今シーズンの彼の活躍を象徴する。淡々としゃべりながら、実際はすごい発言をする中、どこかキャラクターもあり、憎めないところも彼の魅力といえる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は、加藤未渚実選手個別インタビュー。インタビュー時期は3/4の試合後。

Pivo!:ケガの公式発表直前直後にも木暮監督であったり、村上選手や奥田選手であったりケガをした加藤選手のことを気遣うコメントが多かったです。優勝が決まった今の気持ちを教えてください。

加藤:このピッチに立ちたかったので非常に悔しいですけど、起きてしまったことは仕方ないので、今いるメンバーがベストメンバーということでこの舞台でフクロ―(奥田)さんであったり、(村上)テツさんであったりがピッチで戦っているのを見て僕もできることはないかなと思い、観客席から一緒に戦いました。みんな頑張ってくれたので、優勝できて、自分は出ていないですけど、出ていたかのような気持ちですごいうれしいです。

Pivo!:決まった瞬間はどういう気持ちでしたか?

加藤:なんていうのでしょう。チアゴが最後に決めた瞬間にほぼ決まったと思いますが、すごい叫んだのは覚えています。その後に立ちくらみをしました。それで、やばいやばいと思い、涙も自然と出ていました。これが優勝の瞬間なんだなとの思いでいっぱいでした。

Pivo!:ベスト5を受賞しました。

加藤:まずベスト15に入ったことに気づきました。実際にベスト5に入りたい気持ちはもちろんありましたが、メンバーを見て自分が選ばれるかはわからないなと思いました。ベスト5に入ったという知らせを聞いて、今までリーグでやって来たこと、僕が出ていた試合を評価してもらい、今は出ていないけど、プレーや印象はまだみんなの心に残っていたのだというのがすごい光栄だなと思いました。これから長いリハビリだとは思いますが、この今日1日と今シーズン戦って来たことを糧に自分のひざと向き合っていきたいと思います。

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