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[第22回全日本フットサル選手権大会]フウガドールすみだ・須賀雄大監督「絶対追いつけると思っていました。まだまだ今季のチームはここで終わる気はしていなかったので」(2017/3/13)

 

第22回全日本フットサル選手権大会1次ラウンド(大阪会場・グループD)
フウガドールすみだ(Fリーグ・東京都) 3-3 エスポラーダ北海道(Fリーグ・北海道)
2017年3月12日(日) 岸和田市総合体育館(大阪府) 観客数:300人
[得点経過]
1-0 5分 すみだ 8 太見寿人
1-1 15分 北海道 12 堀米将太
1-2 25分 北海道 8 宮原勇哉
2-2 33分 すみだ 9 田村佳翔
2-3 33分 北海道 9 十川祐樹
3-3 38分 すみだ 11 清水和也

 

フウガドールすみだ(以下すみだ)は得失点差7、エスポラーダ北海道(以下北海道)は6、互いに2勝。
引き分けですみだは決勝ラウンドに勝ち上がれる状況の中、すみだが太見のゴールで先制したものの、その後、北海道に追いつかれて、前半は1-1と同点の中、折り返す。

 

 


形勢は逆転。後半の先制点は北海道。宮原のゴールで逆転。この試合、初めて北海道はリードをする。

 

 

 


しかし、残り7分で田村の技ありループシュートですみだは再び同点とするが、

 

 

 

 


直後に十川が値千金の逆転ゴールを決める。試合終盤にきて北海道のボルテージは最高潮となる。

 

 

北海道がよい雰囲気の中、またしてもすみだは清水が前日に続いてゲームを決めるゴールを決める。土壇場ですみだは追いつく。前述したとおりこの引き分けは決勝ラウンド進出に向けての決勝ゴールとなった。

 

北海道の圧力を制した須賀監督は「絶対追いつけると思っていました。まだまだ今季のチームはここで終わる気はしていなかったので」と決勝ラウンドへの強い思いを現わした。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は須賀雄大監督個別インタビュー。

Pivo!:今日の試合を振り返ってください。

須賀:引き分けでOKという中ですごく大きな先制点を獲れました。自分たちはやることを変えていなかったのですが、北海道がすごいスイッチを入れて、プレスも前への推進力もすごくよくて、そこにちょっと付き合ってしまったなと思います。相手が望むハイトランディションの中で結果としてはトランディションからの失点ではなかったですが、マイボールのキックの時間が少なくなってきた中での押し込まれての失点でした。すごくそこの部分で北海道はすばらしかったなと思います。うちの選手もよく対応してくれたと思うのですが、悪いなかでも前半を1-0で終わらせていればまた違った展開になっていたかなと思います。最終的には引き分けてよかったです。

Pivo!:スコアの動きが目まぐるしく監督としてはヒヤヒヤするシーンもありましたか?

須賀:ヒヤヒヤというよりも冷静に見ていました。相手のプレッシャーが強くなったところで相手の手前で少しやろうとし過ぎてしまったところがありました。そこを修正して背後に出て行く意識が出てからすごく怖い攻撃ができたのかなと思っています。

Pivo!:1回代々木への切符を落としかけた中で取り返せたのは躍動感というかフウガのよさが出ましたね?

須賀:本大会で取り組んできたセットを少し崩した中で結果を出してくれたというのは一歩間違うとあまりうまくいかないで終わってしまう結末もあった中でセットを替えたところに関して選手の心が1つになっていたこと。戦術的にもそうですが、そこよりも気持ちとして1つになったことが大きかったと思います。うまくいかないところでもみんなで切り替えて前向いてというふうにまとまれたのが最後追いつけた要因だと思います。

Pivo!:全日本選手権はフウガはかつて2009年は優勝したりとフウガにとっては思い入れのある大会かと思います。

須賀:もともと僕らはこの大会に出ることにものすごく苦労をして、東京都大会を勝ち抜いていったときもありました。そう考えるとものすごく苦労しないとこのグループリーグには出れないという。今はFリーグのチームなので無条件で出れてはしまいますが、この重みは誰よりも知っていると思うのでこのグループリーグから僕たちFリーグのクラブも始めることも含めてすごく重い大会ですし、絶対優勝したい大会の1つです。

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