デジタルピヴォ! プラス

[DUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンス]大黒柱2本が抜けた今季は、「終盤で完成するイメージ」(すみだ・須賀雄大監督)(2017/6/1)

Fリーグ4シーズン目を迎えるフウガドールすみだの須賀雄大監督(34歳)。

 

核になる選手2枚を失った今季、序盤の独走は?

須賀監督率いるすみだの過去の戦績は、
Fリーグ昇格初年度の2014/2015がリーグ6位、
2015/2016が同3位(プレーオフ4位)、
2016/2017が同4位(プレーオフ5位)と、
まずまずの結果を残している。
だが、序盤から首位を快走し“あわや!?”と思わせた昨シーズンから一転、大黒柱の太見寿人が卒業し、中心選手・西谷良介を名古屋への移籍で失った今シーズンをどう戦うのか。「今シーズンは若手の成長をテーマにしている」と須賀監督は明言した。その意味するところを探っていこう。

なお、湘南、町田、大阪に関しては直前に新体制発表記者会見、プレシーズンマッチ等で決意表明の記事掲載をしているので、ここ(一連のDUARIG Fリーグ2017/2018 キックオフカンファレンス記事)では、その3チームを除く9チームの監督もしくはキャプテンのインタビューに限定し随時アップしていきます。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

「一点突破」に込められた思い

Pivo! 今季のすみだのスローガンは「一点突破」、そこに込められた思いを改めて聞かせてほしい。

須賀 一点に集中して活路を切り開いていくっていうのが意味としてはありますよね。で、チームとしても例えば、いろんなバリエーションだったり、いろんな攻め方ができたり、っていうそういう柔軟性っていうよりも、やっぱり若い選手も多いので、まずチームとしての柱をしっかり決めていく? そういうシーズンの入り方になると思うんですよ。そういった意味でまず一点に集中していくっていうことですね。

Pivo! ワンゴールにこだわるという意味合いは?

須賀 あ、全くないです。一点の点はゴールっていう意味ではないので。

バッファローズからさらに若手を昇格させる

Pivo! 今年の新加入選手を見てみると、バッファローズから昇格した大薗諒(おおぞの りょう)と清水誠也、これにプラス、移籍組の岡村(前所属先は湘南)、GK矢澤(同仙台)の2人。太見が引退し西谷が名古屋に移籍しとチームの大黒柱が抜けたことを考えると、ちょっと地味な補強なのかなと正直、思わざるを得ないのだが、土台となる既存のメンバーに自信があるということか。

須賀 そうです。もちろん、まずそこがベースですし、

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