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無料記事:彼らが今日は上手だった[Fリーグ第1節](神戸・鈴村拓也監督)(2017/6/10)

監督として初めてFリーグの舞台に立ったデウソン神戸の鈴村監督。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第1節
ペスカドーラ町田 4-1 デウソン神戸
2017年6月10日(土) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:1,898人
[得点経過]
1-0 00分53秒 町田 99 森岡薫
2-0 13分40秒 町田 2 日根野谷建
3-0 32分26秒 町田 7 金山友紀
4-0 39分05秒 町田 99 森岡薫 
4-1 39分53秒 神戸 9 岡崎チアゴ

 

経験の浅い若手主体で臨んだ神戸だったが、結果は出なかった。

 

成熟度の違いまざまざ

原田浩平と相井忍という大きな存在を失いながら新監督のもと若手主体で臨んだ神戸と、今季こそ頂点をと意気込む町田の戦いはチームの成熟度の違いをまざまざと見せつけた内容であり結果となった。会見に臨んだ鈴村監督は“完敗”をいさぎよく認めた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▪️試合を振り返って
鈴村拓也監督
「結果は1対4。一時は0-4まで引き離されて、その差を感じさせられる試合でした。1点目はミスを誘発されてのカウンターですし、2点目は縦のワンツー。相手の、ミスを突く形なのかなと。3点目もカウンターから金山選手に詰められました。ま、そういったことを皆も意識した中でそういうプレーをできる彼らが今日は上手だったと思います」

稲田瑞穂キャプテン
「今、鈴村監督がいったように、力の差というか、やっぱり、昨年のプレーオフで決勝へ行った相手ですし、そこは簡単じゃないなと感じました。こっちは若い選手が多くて、イケイケというか、負けずにやったんですけど、力がなかったです。僕らも去年(の開幕節で町田に)勝ったもののこれをその後につなげられなかったし、町田さんはプレーオフ行ってますし。この1試合は33試合のうちの1試合なので、しっかり経験を力に換えてプレーオフに行きたいと思います」

▪️質疑応答

Q 新監督として今後チームをどうつくっていくのか。また、182cmの森選手、189cmの齊藤秀人選手とサイズの大きい選手が多いことについて。

鈴村 サイズの大きい選手が今年何人かいますし、そういったことも生かしていきたいと思いますが、まずなによりも、プレッシングをかけてカウンターに行く。行く、戻るという切り替えのところもしっかりやれるチームにしていきたいと思っています。今日もプレス回避からいい流れがつくれましたし、オーシャンカップからの課題の部分である、いい走りをしてチャンスをつくるという部分もあったと思います。あと32試合の中で感じ取り、僕自身もそうですけど、経験を選手に落とし込んでいきたいと思います。とにかく自分たちとしては前からプレッシングに行って走る躍動感というものを表現していきたいと思います。ま、今日は出せなかったですけど、次の試合で出していきたいと思います。

Q 今後、攻撃面と守備面とどちらに注力していくのか。

鈴村 ゴールが少なかったのは事実ですし。ゴールはもちろん意識はしていきます。セットプレーも含めてですけど。結果的にミスをさせられてるんで、ミスを簡単にせずに、切って次のプレーにつなげるという。カンター食らったときは特にそうですけど、その判断のところも重要ではないかと今日は思いました。

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