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無料記事:この勝ちを続けることが王座奪還の道なのかなと。[Fリーグ第1節](2017/6/13)

後半、府中ゴール前10mの位置からフリーキックを放つ名古屋の星龍太キャプテン。

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第1節
名古屋オーシャンズ 1-0 府中アスレティックFC
2017年6月11日(日) 国立代々木競技場第一体育館 観客数:2,018人
[得点経過]
1-0 33分00秒 名古屋 18 齋藤功一

 

▼「勝ててよかったです」

「今シーズンは新たな10連覇への階段の一歩として開幕戦を勝ち、王座奪還したいと思います」。キックオフカンファレンスでそう高らかに勝利宣言をした星龍太キャプテンだったが、この日は苦しい試合を勝ち切ったことがよほどうれしかったのだろう、試合の振り返りを、「勝ててよかったです」と、柔らかい笑顔で締めくくった。勝利は人を幸せにする力を持っている。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

▪️試合を振り返って
ペドロ コスタ監督
「試合は皆さんが見たとおり、いいゲームで緊迫した内容でした。今週私たちは難しい1週間を過ごした中、この開幕試合は本当に打ち勝ったんじゃないかと思います。わたしたちの目標としてここでは絶対に勝ち点3を取るってことを掲げて、それをしっかり達成できて、本当に選手たちに感謝したいと思います。ゲームをよりスペクタクルなものにするのはゴールだと思うんですけど、逆に点が入らなかったことで今日の試合は両チームのゴレイロによるすばらしいセービングがあった中、運もあったと思いますし、府中というすばらしいチームがわたしたちを苦しめたゲームでしたけども、本当にそこをこらえて我慢強く戦えたっていうのが今日の勝因だったと思います。選手、お疲れ様でした」

星龍太キャプテン
「えー、まず、勝ててよかったです。両方のチームに同じぐらいチャンス、ピンチがあったと思うので、運もあったのかなと正直、思います。でも僕たち今日の試合、正直、みんな体が動いてないなっていうのをやりながら思ったし、少ない人数(※)で接戦でしたけど勝てたことは自信になるのかなと。こういう試合を勝ち切れることが最終的なリーグの結果っていうのに影響してくるので、ここで引き分け、負けとは、ポイント数で全然違うので。ま、この勝ちを続けることが王座奪還の道なのかなと思います。ま、勝ててよかったです(笑)」
(※ベンチ入りメンバーの数が府中の12人に対して名古屋は11人だった)

 

▪️質疑応答
Q オーシャンカップではラファ選手と西谷選手が連携からいいゴールを決めたようだが、その得点源であるラファ選手が今回いない中で監督はどのように得点ということをコーディネートしたのか。

コスタ わたしたちのゲームのアイデアとしては、ラファがいてもいなくても変わらずアグレッシブさを常に掲げていて、そういう気持ちで今日も臨みました。ゲームのプランとして、彼がいることで攻撃に深さを出せます。その彼がいないことで、攻撃の仕方っていうところをどう改善するかということですけども、守備も改善して、ハーフにラインを下げて、よりカウンターを生かす方策をとり、その結果、今日はカウンターを結構つくれました。ただ、深さが出せなかった分、苦しかったですし、相手のプレッシャーも強かったので、展開がごちゃごちゃっとしたところがありましたが、うまく4人で回して連動して攻撃すると、そういう狙いはありました。守備を固めてカウンターというところでゴールはなかなか奪えない苦しい時間が続きましたが、運よく1点が生まれて。その点が生まれたことで相手も焦りましたし、一方でわたしたちは落ち着いて勝ち点3を取る戦い方ができたことは成功だったと思います。

Q 今の質問にあったラファ選手の状態はどんな感じか。

コスタ ラファ選手に関しては基本的には軽症で、来週の試合には出てほしいという気持ちでいるんですけども、リハビリの具合によって1週間の練習の中で決めていくつもりです。

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