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無料記事:芝野創太は前日にゴール奪えた中で開放されたのではないかなと思います[Fリーグ第6節](大阪・木暮賢一郎監督)(2017/7/10)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第6節
バサジィ大分 3-8 シュライカー大阪
2017年7月9日(日) 墨田区総合体育館 観客数:633人
[得点経過]
0-1 01分16秒 大阪 23 芝野創太
0-2 06分29秒 大阪 18 田村友貴
0-3 09分02秒 大阪 5 アルトゥ―ル
0-4 12分15秒 大阪 14 相井忍
0-5 17分36秒 大阪 12 小曽戸允哉
0-6 18分36秒 大阪 23 芝野創太
1-6 24分57秒 大分 11 森村孝志
1-7 30分43秒 大阪 20 堀米将太
1-8 31分21秒 大阪 23 芝野創太
2-8 33分19秒 大分 4 田村龍太郎
3-8 35分25秒 大分 4 田村龍太郎

 

今シーズン、シュライカー大阪はセットプレーでの失点が多い。前日のデウソン神戸戦は「前半のセットプレーの(3)失点がすべて」と木暮監督は語った。また、デウソン神戸のディフェンスにもよさがあった中でも、パワープレーでも2、3本チャンスを決めきれない。そして、ゴールは4点は獲っているが、セットプレーでの修正の多さがゲームの結果に影響した。セットプレーの修正が必要な中でバサジィ大分戦でも同じことが起こってしまう。そういうネガティブな面もあるが、昨シーズンみせたシュライカー大阪らしさ。ポテンシャルの高さもみせた試合となった。

 

以下は木暮賢一郎監督とアルトゥ―ル選手の記者会見。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

木暮賢一郎監督

試合を振り返って。
「前半20分で本来の持っているポテンシャルをしっかりと出せたと思いますし、選手が連戦の中、フィジカル的にも、メンタル的にもでベストではない状況の中ですばらしいフットサルをみせてくれたと思います」

次節に向けての意気込み。
「ホームに戻ることができますし、ホームの開幕戦では負けていますので何が何でも勝たなければいけないと思います。その試合のあとにはAFCもあるので勝って迎えられるように良い準備していきたいです」

 

 

アルトゥ―ル選手
試合を振り返って。
「最初の30分間はよかったと思いますが、ラスト10分はよくなかったですが、昨日のゲームからはすごく進化できましたが、ラストの部分が課題でもあります」

次節への意気込み。
「アジア選手権という大きな目標に向けての最後の戦いです。しっかり勝って迎えたいと思います。浦安は今苦しんでいますし、決してよい順位ではないですが、いい選手といい監督がいます。難しいゲームになるのは間違いないと思いますので、いい準備して勝って大会につながるようにしたいです」

 

以下は質疑応答。

Pivo!:芝野創太選手が2試合で5ゴールを決めました。大分フィットしてきましたか?

木暮:芝野創太に関しては持っているポテンシャルは大分や日本代表でも示していたと思いますが、移籍をしたところで新しい環境というのもありました。ストライカーである中、開幕してからゴールを奪えてなかったです。これまでにチャンスがなかったわけではないですが、ゴールを昨日奪えた中でおそらく開放されたのではないかなと思います。もともと持っているものとしてはそういうレベルであったと思います。ポジティブなことかなと思います。

Pivo!:2試合目となった齋藤日向選手の評価について。

木暮:日向に関してはまだ育てている段階なのでケガ人がいる中で今連れて来ています。もっともっと競争の中、実力で勝ち取ってほしいなと思います。

Pivo!:フィジカル的にも、メンタル的にもでベストではない状況の中、どのようなアプローチをしましたか?

木暮:リーグのシステムの中で、20時間とか18時間空くチームがあり、一方のチームは30時間あるというのは当然数回あり、それはフェアではないですが、それは僕たちだけの問題ではないので。当然限られた中でベストを尽くすのが僕らにとって与えられたことですから、そういう意味でメンタル的な部分で過去において影響することはありました。僕らは前日にダメージを受けた中での今日の戦いぶりはポテンシャルの強さを示せたと思います。アプローチに関してはミーティングでも心理面のところで働きかけました。

Pivo!:齋藤日向選手の現時点でのストロングポイント。期待しているところとしては?

木暮:若さとフットボールの技術はある程度のレベルがあると思いますが、フットサルに関してはまだ始めて3か月なので。まだまだかなと思います。ポテンシャルとか未来に関しては彼の努力次第であると思います。期待しているから起用したというところです。

Q:セットプレーでの課題がある中で今日もそこで失点をしました。

木暮:選手にも話しましたが、潜在的な苦手意識というか、今自信がない状態であるのかなというのもありました。なので映像を見せないでアプローチをしましたが、また同じことが起きてしまいました。こういったミスはこの先あってはならないですから来週はそういうトレーニングを多めにしないといけないかなと思います。ちょっとした体の向きだったり、相手の質の部分もあると思いますが、大きな問題であるというのは間違いないです。2度と起きてはいけないという問題に直面しているかなと思います。

Q:ラスト10分は日本人選手を起用していましたが、クラブ選手権を見据えてですか?

木暮:個人的にはそういうアプローチは好きではないです。リーグはリーグですし、リーグとAFCは別物だと思っていますし、AFC用という取り組みはしていないです。ただ、今日に関してはそういうアプロ―チをしたのは事実ですし、隠すのは好きではないので選手にも話しました。AFCのレギュレーション上、外国人の枠はありますし、準備期間も長くない中、当然リーグはどういう展開になるかわかりませんが、今日は得点差があったり、来週はホームで試合があるので、また厳しい戦いが待っているのでそういうアプローチをしました。

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