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無料記事:谷本俊介監督が語るマルキーニョ選手の特徴。[Fリーグ第9節](府中)(2017/8/7)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第9節
府中アスレティックFC 5-1 デウソン神戸
2017年8月5日(土) 町田市立総合体育館 観客数:856人
[得点経過]
1-0  03分56秒  府中  8 上福元俊哉
2-0  06分09秒  府中 25 完山徹一
2-1  17分26秒  神戸 10 稲田瑞穂
3-1  31分32秒  府中 13 渡邉知晃
4-1  38分55秒  府中 25 完山徹一
5-1  39分38秒  府中 13 渡邉知晃

 

 

町田市立総合体育館で行われた6チームセントラル2連戦の初戦を府中アスレティックFCは勝利で飾った(2連戦は1勝1敗で3ポイントを府中は手にした)。前節で4連勝を引き分けでストップしたあとの試合という意味で大事な勝ち点3であったが、苦節7年の飛騨選手のFリーグデビュー戦であり、また、新外国人のマルキーニョ選手のデビュー戦でもあった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

以下は谷本俊介監督皆本晃選手の記者会見と質疑応答。

試合を振り返って。

 

 

谷本俊介監督
「お疲れ様でした。今日のゲームに関しては、前節、連勝が止まってしまった状態からもう一度勝ち続ける、波に乗れるように勝っていきたいという位置づけでした。試合内容については、出た選手全員が役割をしっかりとこなしてくれたのでこの結果だと思っています。神戸さんは非常に粘り強く、攻撃力のあるタレントのある選手がいます。稲田瑞穂選手であったり、岡崎チアゴ選手を筆頭に侮れない部分があったので、下の順位のチームであっても簡単なゲームにならないという印象のもと行いました。最後点差はつきましたが、そこになるまでは終盤はPKがありましたが、あれが入っていれば、違った結果になっていたかもしれません。ただ、それが入らなかったという意味で今日1番いいプレーをしてくれたのはGKの飛騨選手。彼とは長いつきあいになります。7年前にアスレに来てから地道に努力を続けて来た選手です。まじめな選手ですし、そういった選手がしっかりと活躍してくれたことは指導者にとって励みになりますし、ほんとうに言葉にならない感情というものがあります。また、外国人選手のマルキーニョ選手もようやくプレーできました。まだまだ日本のフットサルであったり、チームメートのコンビネーションはまだまだこれからだという部分はありますが、今日も出れば、光るものを見せてくれました。非常にこれからが楽しみになって来たなと感じました。この2連戦でしっかり6ポイントを取ることが大事になってくるので、今日はあくまで前半戦が終わったという印象で、ラストの後半戦もしっかり勝って終われるように頑張りたいと思います」

 

 

皆本晃選手
「お疲れ様でした。なかなか難しいゲームであったと思います。監督もいってくれたようにキーパーの飛騨くんが初めてのFリーグのゲームでしたが、頑張ってくれたことで勝ち運がこちらに来たのかなと感じるゲームでした。僕も同じように7年前来たときから知っていて、ずっと一緒にやって来ましたが、初めて同じピッチに立ってプレーすることになって今日はなにあるかなと思っていました。今日頑張ってくれるかなと思っていましたし、こういうことが続けていくことが大事なのかなと思います。いろいろな選手がチャンスをもらって、活躍してチームが底上げしていく過程が大事なのかなと感じているので。こういう選手が活躍したというのはチームにとって非常に大きなプラスだったと思いますし、今日は彼の日だったかなと思いました」

 

以下は質疑応答。

Pivo!:新外国人のマルキーニョ選手について。まだ力を出し切れていないとは思いますが、もともと期待している部分や特徴について教えてください。

谷本まず彼はイタリア・中国・スペインといろいろなリーグでの経験があります。豊富な経験が1つ特徴です。2つ目にプレー面では左利きの選手です。今まではうちには完山しかいませんでしたが、やはり左利きは簡単には手に入れられないタレントで、チームにとってはセットプレー含めてバリエーションを増やしてくれる選手です。また、攻撃だけではなく、守備の部分でも非常に球際も強く、アラもできれば、スペインリーグではフィクソもこなしていましたので守備でも助けてくれる選手だと思います。

Pivo!:皆本選手の背中を追っている花嶋選手や内田選手。若手の選手の活躍・成長についてどのように考えていますか?

皆本若い選手は大切だと思っています。僕自身、若い選手とはコミュニケーションをとるようにしています。丸山含めて彼ら3人は将来日本代表も狙える選手だと思っています。そういう意味では1人で成長することも大切ですが、アドバイスをしていくことも必要だと思うので、そういう中でアドバイスもしていますし、厳しいこともいっています。僕自身も長いことできるわけでないですし、僕もこの先何年もいれるわけではないですが、僕はこのクラブを愛しています。このクラブにこれから強く居続けるために、僕の代わり、次の選手がいないと僕も簡単には辞めれなくなってしまいます。パフォーマンスが悪くなってもやり続けるってことは僕はしたくないので、そういう意味で代わりではないですが、僕を3人が越えてくれることを期待しています。

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