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無料記事:自分のよさを存分に出していければ、うちのチームのキャプテンとしてはよくなっていくと勝手に思っています(松浦勇武選手・浜松)[Fリーグ第10節](2017/8/19)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第10節
フウガドールすみだ 5-3 アグレミーナ浜松
2017年8月6日(日) 小田原アリーナ 観客数:605人
[得点経過]
1-0 01分32秒 すみだ 77 ボラ
1-1 06分34秒 浜松 11 中村友亮
2-1 16分35秒 すみだ 6 宮崎曉
3-1 19分43秒 すみだ 6 宮崎曉
3-2 30分14秒 浜松 9 松浦勇武
4-2 33分21秒 すみだ 77 ボラ
4-3 34分22秒 浜松 9 松浦勇武
5-3 38分46秒 すみだ 4 諸江剣語

 

以下は第10節・アグレミーナ浜松の保田健二朗監督松浦勇武選手の記者会見と質疑応答となる。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

試合を振り返って。

 

 

保田健二朗監督
「ゲームの内容自体には現段階ではある一定の、満足ではないですが、評価をしています。ただ、今日のゲームは、昨日もそうかもしれませんが、やはり、失点の仕方。ミスであったり、そのミスが相手のゴールに直結するミスであったり、そういったところが勝敗を分けたのかなと感じています。逆にいうと40分間集中できる試合とリスク管理を徹底して、第1クールの最終戦につなげていきたいと思います」

 

松浦勇武選手
「失点の仕方と時間帯。自分たちが点を取ってよい流れのときに、例えば、今日のボラ選手にやられたような、時間帯はすごく悪いです。こうやって話しているだけではチームとして改善されないと思いますが、1回時間が空いて、第1クール最後の大分戦があるので、気持ちの部分が大きいと思いますが、改善できればよいかなと思います」

 

以下は質疑応答となる。

Pivo!:オフェンスでのミスはあったと思いますが、昨シーズンに比べて負けない気持ちやディフェンスでのカヴァーがみられたように思えました。

保田:今年のコンセプトがディフェンスからスタートするというところでディフェンスからオフェンスにつなげるというところである一定の評価をしています。その反面、最後のフィニッシュのところ。昨日もありましたが、キーパーとの1対1。絶対的な局面というのを相手に防がれている。こちらが決め切れていない。そこまでつなげての評価だと思うので、そこの前の段階というのは状態としては悪くはないと思います。

Pivo!:時期は経ちましたが、改めて(開幕にはケガで間に合わなかった)松浦選手について。キャプテンに任命した意図について教えてください。

保田:現段階で重く考えないでほしいと本人に伝えて上で、個性的なチームですが、丁度年齢的にも中堅的なポジションであるので、年長者と若手、それからスタッフと選手のつなぎ役。パイプ役。それから、1番はムード作りというのを期待を込めてキャプテンとしました。

Pivo!:個性的なチームをまもめ上げるためにどういう気持ちで引き受けましたか?

松浦:正直はじめは悩みました。個性的な部分で、どうしたらいいかなと思いましたが、言葉や規則で縛られる選手たちではないと思っているので、ザ・キャプテンではなく、監督が言ったようにベテランと若手との、また、関係者と選手の中継役になれるのと同時に、自分もどちらかというと黙々と真面目にというタイプではなくおちゃらけて、テンションが高いのが取り柄だと思っているので、自分のよさを存分に出していければ、うちのチームのキャプテンとしてはよくなっていくと勝手に思っています(笑)。

Q:クアトロと3:1はどのように使い分けていますか。

保田:今日に関してはすみださんをスカウティングするなか、ピヴォを張ったときに2列目のディフェンスが真ん中に対して少し遅れてケアしてくるというのがあったので、オフェンスとして段差をつけるが目的でした。真ん中を使ったあとはピヴォに入りやすいというのがありました。クアトロに関しては自陣でやったときはカヴァーリングポジションに入ってくるのですが、相手のコートに入ったときにフラットになりやすい。カヴァーリングポジションに入らない。裏を取りやすいというのがあったので、相手のセットに合わせてあてこんでいきました。裏を狙うのはまず1列目を狙うのが1段目。それで取れなかったときに今度は2列目の大裏を取る上で浅く抜けてしまって、あそこで引っ張ることで形的に3:1にかわるのですが、ディフェンスを分散できて、ディフェンスを2列にする。もう少し長く走る指示はしました。そこも含めてもう少し浸透する必要があると思いました。

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