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無料記事:チアゴ・加藤未渚実。この2人の選手はタレントの部分でいるといないのでは全然違います(木暮賢一郎監督・大阪)[Fリーグ第12節](2017/8/27)

 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第12節
府中アスレティックFC 5-6 シュライカー大阪
2017年8月26日(土) 浦安市総合体育館 観客数:703人
[得点経過]
1-0 03分03秒   府中 6 関尚登
1-1 09分05秒 大阪 5 アルトゥ―ル
1-2 09分10秒 大阪 23 芝野創太
1-3 17分44秒 大阪 22 佐藤亮
2-3 18分28秒 府中 13 渡邉知晃
3-3 26分16秒 府中 7 内田隼太
4-3 27分16秒 府中 7 内田隼太
5-3 29分16秒 府中 13 渡邉知晃
5-4 29分38秒   大阪 10 ヴィ二シウス
5-5 35分35秒   大阪 20 堀米将太
5-6 38分50秒   大阪 11 チアゴ

 

以下は木暮賢一郎監督の記者会見と質疑応答。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤

 

木暮賢一郎監督

試合を振り返って。
「1巡目が終わって、けっしてすごくよい状況ではないなかでの2巡目のスタートでした。今週はあまり行わないチームとしてのミーティングをして、もう1度何が必要か、何をやらなければいけないかの確認、そういったことに費やした1週間でした。また、U-25の合宿もあったことで、2人の選手は一緒にトレーニングはあまりできない状況でしたので、戦術的なトレーニングというよりも気持ち。それはがんばろうということではなくて、チームとしての目標・方向性・何をしなければならないといけないかという規律の部分を確認して戦いました。
今日の試合に関しては非常に立ち上がりから自分たちのよい時のアグレッシブで迫力のあるオフェンスというここ数試合見せれていなかったものを見せることができました。すごくよい感触でしたが、安定感でいえば少し欠けていました。しかし、それはどのスポーツ、どのグループでもよい状態ではないなかを、劇的に復活するというのは人間がやるスポーツですから難しいと思います。ですから、そういう意味ではよい戦いをして、逆転をされて、選手にとっては試練というか、苦しみだったと思いますが、ここで勝ち切れたのはチームの底力だと思いますし、去年チャンピオンチームとしての血というものであったり、 AFCでの悔しさであったり、そういうところでこの勝利は天と地の差があることだと思います。苦しい中、がんばった選手を称えたいと思います」

 

以下は質疑応答。

Q:チアゴ選手が復活しました。アシストもそうですが、復帰戦での決勝ゴールなどタレントの違いを見せました。改めてチアゴ選手の評価について。

木暮:昨年含めて、自分の目指すフットサルにおいてはとても必要なタレントですし、それは加藤未渚実もそうですけども、この2人の選手はタレントの部分でいるといないのでは全然違います。彼がいないなかでの苦しみはあったと思います。ただ、いないなかで、違うオプションは増えたと思いますし、層も厚くなったと思います。ただ、このタイミングで間に合うことができました。当然、ベストではないことは間違いないですが、、そういう違いを見せる仕事をしてくれたと思いまし。攻守にわたって躍動感が増したなと思います。

Pivo!:前節は名古屋戦敗退を受けて、また、チアゴ選手不在のなかで町田戦ではシフト部分もあるなかでの敗戦となりました。今日の試合の勝利も受けて、第2クール以降の目標・戦い方について。

木暮:シーズンの目標。リーグに対する目標は今の順位は関係ないと思いますから、当然リーグチャンピオンを目指します。第1クールは不本意といいますか、望んでいるような場所にはいないですが、スポーツの世界なのでそこを受け止めて、少し薄れていたプレーにおいての規律、しっかりと姿勢を持って、それを取り戻すことができればこんな順位にはいないと。逆にそれを取り戻すことができなければ、もっともっと苦しくなると話しました。よく起こりえる問題であったと思います。1つ1つの難しさは小さな問題であったのかもしれませんが、昨年チャンピオンになり、それを維持するとか、それ以上のモチベーションでいること。メンバーがかわって希望を持ったなかでの敗戦であったり、起きていたことは戦術的、技術的な部分よりも心理面だと僕は思っていますし、1番この心理面がアプローチが難しい問題だと思っています。僕自身日本代表であったり、色々なクラブでいい選手が集まりながらもなかなか1つにまとまらずというのは往々にしてあることだと思います。ただ、そういうことを自分自身もよく知っていますし、うちにいる選手の多くもそういう経験しています。いい選手が集まったなかで不本意な結果に終わることは望ましいことではないですからそういう意味でフットサルをやっている意味であったり、このシュライカー大阪に来た意義を考えつつ、僕らがやることは勝ち点3を獲ることですから、今日の目的は果たせたと思います。
次が名古屋ということですが、どういう戦いになるかはわからないです。今シーズンの名古屋はどういうレベルかというのは多くの方が理解していると思います。ただ、試合の前になにかが決まることはないですから自信を持って、可能な限り、リスペクトを持って名古屋をスカウティング・分析をして、勝つために今週すべての時間を使いたいと思います。次のゲームは今シーズンの名古屋の立ち位置を決めてしまうようなゲームであるとも理解しています。そういったことも含めて長いシーズンみれば今後もあるゲームではありますが、大事な1戦と捉えてのぞみたいと思います。

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