デジタルピヴォ! プラス

見せてもらいましょうか、神戸さん。関西頂上決戦を控えた大阪の指揮官は何を見る[Fリーグ](2017/9/15)

2017年9月8日、神戸 (PHOTO,TEXT・佐藤功)

 

▼見せてもらいましょうか、神戸さん

刈込真人がゴール前に鋭く送り込む。滑り込んだ齊藤秀人の足に当たったボールは、植松晃都の目の前に転がった。前半12分、湘南ベルマーレが3得点を挙げる。「今日は勝つためだけに来た」。試合後、険しい勝負師の表情で語った奥村敬人監督の意志を、湘南の5人は行動で示す。デウソン神戸の鈴村拓也監督は、堪らずタイムアウトを取った。

15節が行われた9月8日、グリーンアリーナ神戸は2試合あった。まずはホームの神戸が湘南を迎え撃つ。続いて同じ関西の雄、シュライカー大阪がエスポラーダ北海道と対峙する。1戦目を戦う神戸は、第2試合の大阪に見られている。その意味はいつもより大きい。次節は岸和田での決戦、大阪対神戸の関西ダービー。シュライカーの選手たちは、アップの時間までギリギリスタンドに陣取る。そして、木暮賢一郎監督もラフなスタイルで分析をしていた。

(残り 914文字/全文: 1332文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ