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無料記事:関東1部・ファイルフォックスのメンバー11人がエンジョイとガチで大奮闘!(2017/12/5)

Penasalに参加したエンジョイとガチ両グループとファイルフォックスのメンバーの集合写真。

 

11月も後半、この日は底冷えする中、足立区にある藤フットサルクラブで、みんサル主催の「Penasal with ファイルフォックス」という名称の個サルが開催されました。

レポート&写真◆デジタルピヴォ! なか(エンジョイグループ担当)

 

■エンジョイグループ
Penasalに参加したファイルフォックス府中の選手は以下の11名でした。
No.2 真部祐丈
No.3 寺島拓海
No.5 飯田力太
No.6 榊謙
No.10 小原聖士郎
No.13 安藤真之
No.15 長尾龍
No.19 曽根直人
No.20 宗像紘輝
No.23 山崎裕之
No.24 西川智也

参加者22人は、エンジョイグループとガチグループとの二手に分かれました。
エンジョイグループにはファイルフォックスの選手が混じってアップメニューから行い、コミュニケーションを深めるための工夫も凝らされていました。まずはエンジョイグループをフォトレポートします。

 

ガチとエンジョイ二手に分かれての個サルが行われ、エンジョイグループ(写真)にはファイルの選手もまじってプレー。ガチのほうはファイル対参加者によるチーム対決。まずは、エンジョイから報告です。

 

エンジョイグループはアップメニューでビブスを奪う鬼ごっこから。

 

コミュニケーションを深めるために自分の名前をいってからボールを持っていない人にパス。

 

アップを終えてゲームに。

 

女子が決めたら3点のエンジョイルールで絵に描いたような逆転弾を放つ。

 

更に追加点と女子の活躍が続きます。

 

エンジョイで負けたチームは罰ゲームを行う。 罰ゲームのお手本を見せる寺島選手。こういう“芸人”は欠かせませんね!

 

寺島選手に倣って罰ゲームを実施中(笑)。

 

ファイルの中心メンバーとして活躍する曽根選手。 今回のPenasalの進行も見事な仕切りでした。

 

ファイルの2人がゴール前を死守!

 

ペナルティエリア内、敵がうじゃうじゃ、どうする?

 

ゴールを決めたら全員で喜ばないとゴールとならないエンジョイルールで楽しく。

 

エンジョイとはいえ、10人ちょうどの人数でわずかな休みを挟みながらもぶっ通しでゲームを行いました。

 

ゲームを終えて、PENALTYグッズがもらえるじゃんけん大会に突入。

 

罰ゲームのお手本でピッチ外のエース? お笑い担当? PENALTYグッズがもらえるじゃんけん大会でも、寺島選手が闇夜に輝きを放ち続けます(笑)。

 

左・みーちゃん、右・はなよん。

 

■たった2人の女性参加者、目をみはるプレーが続出!

今回の個サルの参加者の中で女性は2人でした。
初戦は失点から始まり、同じチームで立て続けにゴールを決めた2人。
エンジョイグループとはいえ、多くの得点に絡んだ、気になる2人の女性にインタビューしました。

Pivo! ファイルフォックスの個サルはどんな感じでしたか?

A 楽しいし、気さくで、盛り上げ役がいてよかったです。クール過ぎず、ユニークなところもよかったですね(笑)。

Pivo! ファイルフォックスの個サルに参加するきっかけは?

A わたしたち、ゴレイロの安藤選手と知り合いで、今回が2回目です。

Pivo! じょうずですがフットサルを前からやっていましたか?

A 2人とも中学から高校までサッカーをやってました。社会人になってからは神奈川県の女子サッカーのクラブチームでやっていました。

Pivo! ファー詰めとかフットサルを知ってるなぁという印象ですが、フットサルは競技系のチームでやってるんですか?

A いえ、チームには入っていません。あくまでエンジョイ派です。

 

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ファイルにチャレンジした、「アスペロ」、その兄弟チームの「酒豪」、「RGB FC」、そして笹原くんがいる「個サルチーム」。対戦順をじゃんけんで決めた。

 

ファイルの突進をスライで止める笹原くん。人一倍気持ちを込めたプレーぶりが印象的だった。

 

最強チャレンジチーム「アスペロ」の最強プレーヤーが彼だ。

 

「アスペロ」のメンバーの奥様でチームのマネージャー。「ワンツーがすごくキレイ!」とファイルを評していた。

 

チャレンジチーム相手にファイルは容赦なくシュートを撃った。手を抜かない誠実さがそこにあった。

 

「アスペロ」と対戦するファイル。赤ビブ♯10がファイルの中心選手に成長しつつある飯田力太だ。

 

若手と展開を見守るファイルのベテランゴレイロ、安藤(38歳)。彼との初遭遇はもう10年前、彼が高西クラッシャーズにいたころだ。

 

笑顔をいっぱい、楽しさいっぱいの個サルでした。選手権にリーグ戦にと、今季も残り試合は少ないけど、笑顔でシーズンを終えられるようラストスパート! みなさん頑張ってください(写真は10人ですが1人都合で途中で帰りました)

 

■ガチグループ
「ファイルというチームを知ってほしい」

このガチグループは、ファイルフォックス府中が、ゲーム対決を通して関東リーグ1部所属チームの存在感を示そうという意図から、開催したもの。
ファイルといえば、全日本選手権4回制覇の実績を誇る地域リーグの“古豪中の古豪”。しかも、大先輩の難波田、木暮を筆頭に、現監督兼選手の吉成、長尾、曽根、三木らFリーガーを多数輩出してきたチームでもある。
ところが現状はどうかというと、全日本の栄光も昔話、今は、PSTCロンドリーナ(関東1部首位)、ペスカドーラ町田アスピランチ(関東2部優勝、1部昇格決定)、バルドラール浦安セグンド、府中アスレティックFC(以上、関東2部)といったFリーグ・サテライトチームが地域リーグを席巻。ファイルはセレクション参加者数も減少傾向にあるという。
そうした状況を打破し、将来はFリーグ参入を視野に再び勢いを取り戻すためにも、まずは「チームを知ってもらおう」(飯田)と、ファン感以外のこうした活動を積極的に始めたのが現状だ。
なお、Fリーグ参入について触れると、チームは何も発表していないし、「まだ何も決まっていない」(曽根)のが現状だ。しかし、ファイルのような、学校の先生がたくさんいるという特色があり、まじめなチームにこそFを目指してほしいと僕は本気で思っている。飯田力太(19歳)のような生え抜きを主力に、新生ファイルとして地域の枠を飛び越すことが昔からファイルを見てきたひとりの願いだ。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下(ガチグループ担当)

「ポーハ!」と叫ぶプレーヤーも!

ファイルからはゴレイロ2人(1人は参加チームの守備に専念)を含む6人が出場。参加は以下の3チーム。
・アスペロ
・RGB FC
・個人参加チーム
・酒豪

みんな、フェアに、激しくプレーしていたが、中でも印象的だったのが「個人参加チーム」の笹原くん(24歳)。「アスペロ」のシュートを気迫でブロックすると、両拳を握りしめ、「ポーハ!」と叫んだのには驚いた。かつて、日本にフットサルの魅力を伝えた負けず嫌いの日系ブラジル人が試合で叫び、それが日本人に伝染し、ファイルのOB難波田治(現・闘魂)などその叫ぶ姿が絵になる選手の代表格だった。でも、聞かなくなってもう久しい。今のファイルの選手も叫ばないし、その叫びがあったこと自体忘れていたのに、ここで聞こうとは! 笹原くんは「スペインリーグを2013/2014シーズンに引退したキケが大好き」というフットサルマニアで、自身、高校時代の仲間と「ふりぃー」(仮)というチームで月1回のペースで練習と対外試合を行っているという。彼のおかげで寒さも吹っ飛んだ。ありがとう、笹原くん!

さて、文字どおり、ガチでファイルにチェレンジしていた参加選手たちにファイルはどう映ったのだろうか。印象を聞いた。

・アスペロのファイル評
「体の使い方がうまいし、球際が強い。それと、あの茶髪の子(飯田力太)、相手とボールを視野に入れた動きがさすがですね」
「ワンツーがキレイですね。基本なんだろうな、違いって」
「アラの選手が自分のところでスピードを変えたりしてリズムに変化をつけていた」

RGB FCのファイル評
「いつの間にかマーク外されてる。ボールがないときの動きについていけなかった」
「僕らチャレンジ組のゴレイロをファイルの人がやってくれたんですけど、その人のコーチングがすごく勉強になった」

・個人参加チームのファイル評
「パラとジャゴナウのステップがキレイだった。プレスが激しくて何もやらせてくれなかった。ないところの質、パスの質、デュエル、すべてがすごかった」

競技系チームとの対戦機会はこれまでにもあった。でも、ここまで競技系がチャレンジチームを本気でチンチンにしにいくケースは見たことがなかった。それゆえにファイルの強さが際立っていたし、印象もひときわ強かったと思う。ファイルのみんな、キミたちの意図は十分に伝わったと思うよ!!

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